今回は、トヨタが2022年10月4日に発表・発売したRAV4のマイナーチェンジ最新情報(一部改良)を紹介する(2023年モデル)。
新グレード設定(特別仕様車)、画面の大型化、フルデジタル表示、カラー変更、GRSPORTグレードの新設定などに注目してほしい。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
20022年10月にトヨタはRAV4を一部改良(マイナーチェンジ)!内容が凄い

RAV4 一部改良へ!特別仕様車がまたも人気を集めそうだ!!

RAV4は、2021年12月1日にマイナーチェンジ(一部改良)を実施。ハイブリッド車のヘッドランプデザイン変更、ハイブリッドにアドベンチャー新設定などが、主な改良内容である。
しかし、間を開けず2022年2月に受注を停止。ガソリン車に設定されている「特別仕様車 Adventure “OFFROAD package”」をハイブリッド車にも新設定することが判明している。

この「特別仕様車 Adventure “OFFROAD package”」は、ゴツゴツしたエクステリアが特徴で、RAV4のタフな雰囲気を存分に楽しむことができる。人気を集めていたグレードで、ハイブリッドへの導入を2021年11月ごろ予想し情報を発信していたが、現実となる。

日本の2021年12月改良モデルは、ハイブリッドで米仕様のヘッドランプと同じデザインを採用。改良前のヘッドランプからアイラインを強調し、目力を強くする。ウインカーがハロゲン式からLED式へ変更された点も質感向上に寄与している。


2022年の改良で注目のハイブリッド「特別仕様車 Adventure “OFFROAD package”」は、上記の画像である。ゴツゴツとした無骨なエクステリアに、先進的且つシャープに目力を強くした新意匠のヘッドランプが車を格上げしている。RAV4特別仕様車として初めて採用する塗り分けのデザインをツートン塗装色として採用し、ルーフとフロントノーズ部分をブラック塗装により塗り分けする。
この特別仕様車には、
・アティチュードブラックマイカ〈218〉×アーバンカーキ〈6X3〉[2ZF]
・アティチュードブラックマイカ〈218〉×グレイッシュブルー〈8W2〉[2VV]
が用意される。迷彩柄を思わせるミリタリーでタフな車の見た目は、男心をくすぐる素晴らしい見た目である。


さらに、特別仕様車は専用装備として、フロントバンパー、ドアミラーなどに、塗料を塗り重ねつくり出した凸凹があり艶を抑えた質感の「GORI GORI BLACK塗装」を採用。オフロードイメージを強調する。
2021年モデルのガソリン車を買ってしまった方は、少し悔しい事態かもしれない。
この他、注目のポイントは、次の通り。

現在、オプション設定のデジタルインナーミラーに、ドライブレコーダーと同位置付けの機能である録画機能追加。

安全装備「トヨタセーフティセンス」のプリクラッシュセーフティに、交差点・右左折時対応機能を追加。歩行者や自転車、対向車を検知対象とし、衝突回避、被害軽減を図るもの。

9インチディスプレイオーディオを「ディスプレイオーディオPLUS10.5インチ」へ大型化。すでに、新型ノア・ヴォクシーで採用されているものとなる。これに伴い、メーカーナビゲーションシステムも新世代のタイプへ移行する。また、クルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」をオプションにて採用する。

先日一部改良の発表があったハリアーのセンターディスプレイは、12.3インチとなる。


さらに、現行型で7インチのTFTマルチインフォメーションディスプレイを12.3インチへ大型化し、視認性を向上し運転時のストレス軽減に寄与する。
ごちゃごちゃとしていた表示から、車両情報、クルーズコントロールなどの動作表示が確認しやすくなる。

トヨタ車メーターは、これまで本当にフォントの表示がダサかった。画像の通り、表示が綺麗に整い視認性が良くなる。
大型の12.3インチTFTディスプレイには4つのスタイルと3つのレイアウトを用意する。


ボディカラーの入れ替えにも注目。やや黄色みがかりクリーム色と表現されるホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉が廃止され、純白に近いパールホワイトと表現されるプラチナホワイトパールマイカ〈089〉に変更される。

並べた画像だと、確かに、ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉のシエンタは、やや黄色みを持っていることが確認できる。
改良ポイントをまとめると、下記の通り。購入検討中の方が多く見てくれているため、今後も最新情報をお届けしていく予定だ。YouTubeの方もチェンネル登録をお願いしたい。
YouTube再生リストから関連情報をチェック!
RAV4一部改良の内容
- ハイブリッドに「特別仕様車 Adventure “OFFROAD package”」新設定
- PHEVの複数グレード展開を変更しZへ統一化
- プリクラッシュセーフティ「交差点・右左折時対応」に追加対応
- 新世代のコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオ10.5インチへ大型化
- 車内Wi-Fi
- TFTマルチインフォメーションディスプレイ12.3インチへ大型化
- デジタルインナーミラー常時録画機能を追加装備
- ナノイーX
- USB typeAからtypeCへ変更
- アティチュードブラックマイカ×アーバンカーキなど特別仕様車専用のツートンカラーを新設定
- 凸凹があり艶を抑えた質感の「GORI GORI BLACK塗装」を施し、オフロードイメージを強調
など

個人的に期待の大きいタイヤフェンダー部分の艶ありブラック塗装化は、ハイブリット、ガソリンでは、採用されない。これを求めるなら、PHEVを買う必要がある。
上記のツイートで、情報をお届けした特別仕様車のサンルーフ設定は、日本仕様車では残念ながら非採用となった。上記の画像は、左ハンドルで、米仕様の車両となっている。米仕様で先行投入し、後発で日本仕様へ投入する手法はRAV4でよく見られるもので、数年以内にサンルーフが設定される可能性はあるかもしれない。これは、注目しておきたい点だ。こういった注意点は、下記の記事でも解説している。
2022年10月発売のRAV4は、下記の価格で販売される。
直列4気筒2.0L ガソリン | 2WD | 4WD |
X | 2,938,000円 | 3,169,000円 |
G | 設定なし | 3,666,000円 |
G “Z package” | 設定なし | 3,836,000円 |
Adventure | 設定なし | 3,684,000円 |
特別仕様車 Adventure “OFFROAD package” | 設定なし | 3,884,000円 |
直列4気筒2.5L ハイブリッド(HYBRID) | 2WD | 4WD(E-Four) |
X | 3,538,000円 | 3,791,000円 |
G | 設定なし | 4,304,000円 |
Adventure | 設定なし | 4,303,000円 |
特別仕様車 Adventure “OFFROAD package” | 設定なし | 4,503,000円 |
改良前のモデルから価格は約16万円〜約25万円値上がりする。前述した追加装備の内容を考慮すると致し方ないが、やっぱり痛い。
また、PHEVの価格は下記の通り。こちらは、3つのグレードから一つに集約される。
2.5L 直列4気筒PHEV | 4WD |
Z | 5,633,000円 |
2023年にはGR SPORTの新設定を行うか?マイナーチェンジも噂が出ている

パールホワイト、アティテュードブラックルーフ
2022年10月に一部改良を実施したRAV4。数日経過したころに、欧州トヨタがRAV4へGR SPORTのグレードを新設定することを発表した。トヨタ自動車の勢い、改良のスピード、ニーズに応えるうまさは感心するばかりであるが、この内容を詳しくご紹介していきたい。
今回、欧州トヨタが先行で発表を行った。欧州市場で先行販売を行い、日本市場へ投入する流れはこれまでの改良でも慣例となっている。準ずるようにGR SPORTを日本市場へ、投入してくる可能性はかなり高いと言える。かなり、注目しておきたい内容なわけだ。
GR SPORTの専用装備
- スポーティーで洗練を表現する専用パーツによる外観
- スポーティーで運転に集中する専用パーツによる内装
- PHEV、ハイブリッドに設定
- 走行性能パフォーマンスの強化
RAV4 GR SPORTの外装は?

パールホワイト、アティテュードブラックルーフ
RAV4は、既に他車種の「ヤリスクロス、C-HR」などで販売されているGR SPORTというスポーティーなチューニングを行ったグレードを新設定する。
外装には、ピアノブラックホイールアーチトリム、サイドモールディング、バックドアガーニッシュを追加して、大胆なスタイルを表現。

パールホワイト、アティテュードブラックルーフ
さらに、フロントマスクには、GRブランドの象徴フロントグリルを採用し、GRエンブレムとヘキサゴン柄のグリルを採用する。フォグライトベゼルにも、同様のデザインでグリル調のデザインを表現し、とてもスポーティな仕上げとなっている。

フレイムレッド、アティテュードブラックルーフ
さらに、台形に形を描くロアグリル下端には、GRSPORT専用の新しいフロントスポイラーを採用。ハイブリッドとPHEVで異なるデザインとして仕上げられ、ハイブリッドモデルではダークシルバー塗装。プラグインハイブリッドにはガンメタルグレーを採用し、PHEVでは左右両端の部分に抑揚を持たせて凝ったデザインとなる。


フロントグリルとバックドアへ採用する控えめなGRバッジは、スポーティなグレードを意味する。
新しいRAV4 GR SPORTは、新しい超精密ラインカット技術を使用して仕上げられた合金ホイールを搭載した最初のモデルとなる。標準装備の19インチホイールは、光沢のあるブラック仕上げで、細かい明るい切削光スポークデザイン、強力な5つのダブルスポークデザインが車両の重厚感を力強く表現する。
RAV4 GR SPORTの内装は?


インテリアにも洗練されたGR SPORTブランドのこだわりが採用される。
スポーツフロントシートは、サイドサポート部分に合成皮革素材を、座面部分にはスエード素材を採用。運転中に体が滑りづらい恩恵と、丁寧に仕上げた上質な雰囲気を提供する。ヘッドレストはGRロゴが付いた黒と黒のエンボス加工で、シートのサイドサポート部分を中心にシルバーステッチ、ステアリングホイール、シフトレバー、ドアとステアリングホイールにガンメタルトリムのディテールが施される。

GRのロゴは、インテイリアにおいて、フロアマットとステアリングホイールに搭載される。すべてのGR SPORTモデルには、フロントシートの電源調整、運転席のメモリ設定、パノラマビューモニターが標準装備される。ハイブリッド、PHEV共に。
さらに、2023年モデルのRAV4アップグレードの重要な改良点である10.5インチ高精細ディスプレイとカスタマイズ可能な12.3インチドライバーのデジタルコンビメーターを備えた新しいマルチメディアシステムが標準装備される。これは、日本市場において2022年10月投入された内容となっている。このことからも、GR SPORTは、2023年ごろにも日本で発売される可能性が高い。
安全先進装備のトヨタセーフティセンスは、最新のシステムを搭載。新しく一部改良で搭載された緊急時操舵支援機能、交差点右折時の対向直進車、および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知して衝突の回避・被害軽減を図るシステム機能を搭載する。
かなり、RAV4GR SPORTに関しては、欧州使用での言及となるが、かなり期待できる内容だ。
RAV4 GR SPORTのパフォーマンスは?

GR SPORTは、紹介してきた専用パーツによる見た目の向上だけではない。新採用の硬いスプリングとショックアブソーバーを搭載し、RAV4 GR SPORTはクイックで正確な操舵安定性を確保するハンドリングが提供され、魅力的な運転体験が可能になる。
日本市場で販売されている車両では、下記のデメリットを持っており、RAV4でも同様の懸念が生まれてくる。
C-HR GR SPORTでは、ブラインドスポットモニターが他グレードから省略。
ヤリスクロス GR SPORTでは、パワーシートなどが省略(注意点の記事)。
また、発覚しだい注意点として紹介していきたいと思う。
また、フロントフェイスを大きく変更するといった情報も噂で入って来ている。確定的に紹介できるようになり次第、情報を更新したい。
RAV4の購入サポート記事
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