今回は、2022年4月7日に日本仕様が初公開されたマツダCX-60。
魅力的な上位グレード「プレミアムモダン(Premium Modern)」と「プレミアムスポーツ(Premium Sports)」を徹底比較していく。
では、プレミアムモダン(Premium Modern)とプレミアムスポーツ(Premium Sports)を詳しく比較していきましょう!

①価格とグレードについて
下記は、マツダCX-60の車両本体価格一覧となる。
対象グレードは、赤字で示している。
SKYACTIV-G 2.5 | 2WD | 4WD |
25S S Package | 2,992,000円 | 3,217,500円 |
25S L Package | 3,415,500円 | 3,641,000円 |
25S Exclusive Mode | 3,844,500円 | 4,070,000円 |
SKYACTIV-D 3.3 | 2WD | 4WD |
XD | 3,239,500円 | 3,465,000円 |
XD S Package | 3,580,500円 | 3,806,000円 |
XD L Package | 4,004,000円 | 4,229,500円 |
XD Exclusive Mode | 4,433,000円 | 4,658,500円 |
e-SKYACTIV D 3.3 | 4WD |
XD HYBRID Exclusive Sports | 5,054,500円 |
XD HYBRID Exclusive Modern | 5,054,500円 |
XD HYBRID Premium Sports | 5,472,500円 |
XD HYBRID Premium Modern | 5,472,500円 |
e-SKYACTIV PHEV 2.5 | 4WD |
PHEV S Package | 5,390,000円 |
PHEV Exclusive Sports | 5,846,500円 |
PHEV Exclusive Modern | 5,846,500円 |
PHEV Premium Sports | 6,264,500円 |
PHEV Premium Modern | 6,264,500円 |
比較対象の上位グレード「プレミアムモダン(Premium Modern)」と「プレミアムスポーツ(Premium Sports)」は、同じ価格となる。
②パワートレインは2つから選択となる

CX-60の上位グレード「プレミアムモダン(Premium Modern)」と「プレミアムスポーツ(Premium Sports)」では、2つのパワートレインから選択ができる。
パワートレーン | 3.3L 直列6気筒ディーゼルハイブリッド(e-SKYACTIV D 3.3) 2.5L 直列4気筒PHEV(e-SKYACTIV PHEV 2.5) |
3.3L 直列6気筒ディーゼルハイブリッド(e-SKYACTIV D 3.3)
e-SKYACTIV D 3.3 |
エンジン:3.3L 直列6気筒 最高出力:187kW(254ps)/3750rpm 最大トルク:550Nm(56kgf・m)/1500~2400rpm 燃料タンク容量:L 使用燃料:軽油 トランスミッション:8AT 駆動方式:4WD 燃費WLTC:km/L |
e-SKYACTIV PHEV 2.5
e-SKYACTIV PHEV 2.5 |
エンジン:2.5L 直列4気筒 最高出力:238kW(323ps)/6000rpm 最大トルク:500Nm(51kgf・m)/4000rpm モーター最大出力:kW(ps)/rpm モーター最大トルク:270Nm(kgf・m)/rpm 燃料タンク容量:L 使用燃料:レギュラーガソリン 電池残量:17.8kwh 充電電力使用時走行距離(EV走行可能距離):km EV+HEV航続距離:km 駆動方式:4WD 燃費WLTC:km/L |
CX-60エンジンについて詳しく記載🔻
③車両サイズはスポーツとモダン同じとなる

CX-60 | |
全長×全幅×全高 | 4740×1890×1685mm |
ホイーベース | 2870mm |
④外装を比較
フロント


比較表の見方について
◯標準装備、△オプション設定、✕設定なし
CX-60 に関しては、グレード別装備など詳細不明のため、◯と×で記載。
4月時点の調査に基づいています。
YUSALOVESCAR 標準装備調査 | 車種(2WD) | 車種 |
(有◯OP△無✕) | CX-60 Premium Modern | CX-60 Premium Sports |
アダプティブLEDライト&デイライト | ◯ | ◯ |
ヘッドライトレンズ | クロームヘッドライトレンズ | ダークプレートレンズ |
シグネチャーウィング | メッキ | ブラック |
フロントグリル | メッキ&縦バー柄 | ブラッククローム&ハニカム柄 |
フロントバンパー | ボディ同色塗装 | ボディ同色塗装 |


プレミアムモダンは、フロントグリルにメッキを使い、マツダの象徴シグネチャーウィングを表現。これにより、フロントマスクの高級感を表現し、フロントグリルトとヘッドライトの一体感を印象づける。アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を採用するヘッドラントのレンズは、クロームヘッドライトレンズを採用し、透明なライト表現となる。
プレミアムスポーツは、フロントグリルにブラック&ブラッククロームを使い、マツダの象徴シグネチャーウィングを表現。グリルはヘキサゴン柄となり、フロントマスクのスポーティー感を表現し、フロントグリルトとヘッドライトの一体感を印象づける。アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)を採用するヘッドラントのレンズは、ダークプレートレンズを採用し、ややブラックアウト化されスポーティーな目の表現となる。
サイド
YUSALOVESCAR 標準装備調査 | 車種(2WD) | 車種 |
(有◯OP△無✕) | CX-60 Premium Modern プレミアムモダン | CX-60 Premium Sports プレミアムスポーツ |
BピラーCピラー | グロスブラック塗装 | グロスブラック塗装 |
ウィンドウモール(窓枠) | メッキ | ブラック |
ダークティンテッドガラス(リヤガラス3枚) (プライバシガラス) | ◯ | ◯ |
フロントフェンダーガーニッシュ (エンブレムプレート) | メッキ | クローム |
ホイールアーチオール | ボディ同色 | ボディ同色 |
サイドミラー | ボディ同色 | ブラック |
サイドシル (ドア下スカート) | ボディ同色 | ボディ同色 |
20インチアルミホイール 235/50R20 | 切削光輝シルバー&ブラック | ブラックメタリック |

では、続いてサイドデザインを見比べよう。
プレミアムモダンは、サイドウィンドウ窓枠にメッキモールを採用し、フロントタイヤ上部のフェンダー部分にメッキのエンブレムプレートを採用。切削光輝シルバー&ブラックの20インチアルミホイールと共に、キラキラと輝き、高級感を向上する。サイドミラーやホイールアーチモール、サイドドア下のサイドシル部分は、ボディ同色となり、都会的な装いとなる。シティSUVなら、こういったデザインがやはり理想と感じる。
プレミアムスポーツは、サイドウィンドウ窓枠にグロスブラック&ブラックを採用し、フロントタイヤ上部のフェンダー部分にややブラックアウト化されたクロームのエンブレムプレートを採用。ブラック塗装のサイドミラーとブラックメタリックの20インチアルミホイールと共に、スポーティな一体感を向上する。ホイールアーチモール、サイドドア下のサイドシル部分は、ボディ同色となり、都会的な装いとなる。スポーツは、モダンに比べると、やや無骨な印象も感じられる。
リア
YUSALOVESCAR 標準装備調査 | 車種(2WD) | 車種 |
(有◯OP△無✕) | CX-60 Premium Modern プレミアムモダン | CX-60 Premium Sports プレミアムスポーツ |
リアスポイラー (ボディ同色&ブラック樹脂) | ◯ | ◯ |
シグネチャーLEDリアコンビネーションランプ | ◯ | ◯ |
パワートレインエンブレム | ◯ | ◯ |
リアマフラー(ダミー) | メッキ2本出し | ブラッククローム2本出し |
リアバンパー | ボディ同色&グロスブラック | ボディ同色&グロスブラック |
ハンズフリー機能付パワーリフトゲート | ◯ | ◯ |

では、続いてリアデザインを見比ていこう。
プレミアムスポーツ、モダン共に、同様のリアスポイラー、同様のシグネチャーLEDリアコンビネーションランプ、同様の中心部分にグロスブラック塗装を採用するリヤバンパーを採用する。
違いは、ダミーデザインを採用するマフラーデザインで、モダンではメッキ2本だし、スポーツではブラッククローム2本出しを採用。モダンではメッキの加飾による高級感、スポーツではブラックパーツとの一体感を強めスポーティーな表現となる。
⑤内装を比較
ドア内張とシート関係
YUSALOVESCAR 標準装備調査 | 車種(2WD) | 車種 |
(有◯OP△無✕) | CX-60 Premium Modern プレミアムモダン | CX-60 Premium Sports プレミアムスポーツ |
ドアトリム合成皮革 | ◯ | ◯ |
アンビエントライト(ホワイト一色) (ドアトリム点灯) | ◯ | ◯ |
肘置き部分など | 合成皮革(ホワイト) | 合成皮革(タン&ブラック) |
加飾パネル | ホワイトメープルウッド (本杢目) | ブラック(樹脂パネル) |
インナードアハンドル | メッキ | メッキ |
シート&イージーリターン | 本革シート(ホワイト) | 本革シート(ブラック) |
パワーシート&メモリー機能付き&設定呼び出し機能 | ◯ | ◯ |
前席シートヒーター&ベンチレーション | ◯ | ◯ |



ドア内張りは、プレミアムモダン、プレミアムスポーツ共に、高級感を強く意識していて、ドアトリムに合成皮革、夜間照明となるアンビエントライト、ドアを開けるときに操作するインナードアハンドルをメッキとする。
プレミアムモダンは、肘置き部分などの合成皮革類をホワイト色とし、加飾パネルをホワイトメープルウッド(本杢目)、本革シートもホワイト色とし、かなり明るいインテリアとなる。汚れが目立つ覚悟は、必要になりそうだ。
プレミアムスポーツは、肘置き部分などの合成皮革類をブラック&タン色とし、加飾パネルをブラック(樹脂パネル)、本革シートをタン色とし、落ち着いた上質感を意識したインテリアとなる。本杢目が非採用となるのは、注意点か。
プレミアムスポーツ、プレミアムモダン共に前席のシートは、3段階メモリー機能を保有するパワーシートで、乗り降りをサポートするイージーリターン機能を持ち、複数のドライバーを認識して車両設定を呼び出す機能を持つ。さらに、シートヒーターと座面を冷やすベンチレーション機能を持ち、本革シートながら季節を問わず快適に過ごすことができる。
全体
YUSALOVESCAR 標準装備調査 | 車種(2WD) | 車種 |
(有◯OP△無✕) | CX-60 Premium Modern プレミアムモダン | CX-60 Premium Sports プレミアムスポーツ |
センターディスプレイ | 12.3インチ | 12.3インチ |
ハンドル&イージーリターン | 本革巻きパドルシフト付き(ブラック) | 本革巻きパドルシフト付き(タン&ブラック) |
ステアリングヒーター | ◯ | ◯ |
エアコン吹き出し口左右 | ブラック&ホワイト | ブラック&タン |
画面下インストルメントパネル | ファブリックステッチ加飾付き(ホワイト) | 合成皮革スエード調(タン) |
ワイヤレス充電器 | ◯ | ◯ |
センターコンソール | ホワイトメープルウッド (本杢目) | ブラック(樹脂パネル) |
センターコンソール (前席肘置き) | 合成皮革巻き(ホワイト) | 合成皮革巻き(ブラック) |
ルーフ | グレー | ブラック |
BOSE | ◯ | ◯ |
3ゾーン独立エアコン (運転席&助手席&後席) | ◯ | ◯ |
パノラマルーフ | ◯ | ◯ |
シートポケット | ◯ | ◯ |
後席本革シート | ホワイト | タン |
後席USB2個 | ◯ | ◯ |
後席シートヒーター | ◯ | ◯ |


プレミアムスポーツは、本革巻きハンドル、合成皮革スエード調を採用する画面下のインストルメントパネル、グローブボックス、エアコン吹き出し口などにタン色を採用し、落ち着いた上質感を表現。
プレミアムモダンは、本革巻きハンドル、ファブリックステッチ加飾を採用する画面下のインストルメントパネル、グローブボックス、エアコン吹き出し口などにホワイト色を採用し、明るい高級感を表現する。
シフトレバーやドリンクホルダーを配置するセンターコンソールは、ホワイトメープルウッド(本杢目)を採用するプレミアムモダンが質感高く見える。
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