ヤリスクロスは、2024年に一部改良を実施した。(マイナーチェンジ級と言われるほどで、詳しく進化を見ていこう)
今回、紹介をしますのは法人車両向けのXBグレードは省略をしまして、X、G、Z、ZAdventure、GRSPORTの5つのグレードを紹介していきます。
それでは、早速ご紹介をしていきたいと思いますが、文字量の都合上、下のグレードに装備されるものは上のグレードでの紹介を省略しますので、下位グレードも見逃さずにご覧ください。
Xグレード徹底チェック
ヤリスクロス Xグレード車両価格
X(FF) | ¥1,907,000 |
HYBRID X(FF) | ¥2,138,000 |
4WDモデルはいずれも ¥231,000円 高くなる。
Xグレード標準装備一覧
電動Pブレーキシステム+ブレーキHOLD (全グレード標準装備)
電動Pブレーキシステムとは、「パーキングブレーキ」の操作を「電動化(モーターで動かす)」したものです。動作の説明をすると、PレンジからDレンジにシフトレバーを移動させた時に、パーキングブレーキを自動で解除。逆に、DレンジからPレンジに移動させた時には、 パーキングブレーキを自動で機能させます。ヤリスクロス の場合、電動Pボタンがシフトレバー後ろに配置され手動での操作を行うこともできますが、説明した通り自動で制御を行ってくれますので、基本的にはこちらのボタン操作はしません。また、ブレーキHOLDモードですが、こちらは信号停止や、渋滞停止中にブレーキから足を離しても停止を保持してくれる機能です。こちらはエンジンを掛けてから電動Pスイッチ上に配置されているHOLDボタンを押すと機能します。エンジンを切るとリセットされるので、エンジンをかけるたびに毎回ボタンを押す必要があります。、慣れてない方は操作ミスに気をつけてください。なお、電動Pシステムは後輪に搭載されます。
デジタルメーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(全グレードで標準装備)
ヤリスクロスは、全グレードで新世代の運転メーターを採用。デザインも変更ができる。レビュー動画を見てほしい。
Toyota Safety Sense(第二世代安全装備)(全グレード標準装備)
「Toyota Safety Sense」は、ドライバーをサポートし、事故発生の可能性を下げ、万が一の事故の際にも被害軽減に繋げることを目的とした装備。主な内容としては、
- 先行車または歩行者との衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」(PCS)
- 車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーントレーシングアシスト」(LTA)
- 夜間の前方視界確保を支援する「アダプティブハイビーム」(ADS)
などが挙げられます。
セカンダリーコリジョンブレーキ(全グレード標準装備)
エアバッグが事故などで受けた衝突を検知して作動したとき、自動的にブレーキと制動灯を制御することで、車両を減速させ二回目の衝突による被害の軽減をサポート。衝撃を受けてエアバックが作動した場合、ドライバーはブレーキのコントロールが困難になる可能性が高く、この状況では前にいる車にさらなる玉突き事故を起こしたり、歩道へ飛び出して被害を拡大する懸念があり、これの被害軽減をサポートする機能です。
4輪のディスクブレーキ(全グレード標準装備)
車輪と一体になって回転するディスクローターをブレーキパッドで挟み、その際に発生する摩擦力によって停止させるもの。制動力に優れている点、放熱性に優れている点がメリット。とくに高速走行時のブレーキングには大きな威力を発揮します。これに対して、コンパクトカーのヤリスに搭載されるドラムブレーキというシステムは、低コストであるというメリットがありますが、制動力、放熱性が悪いというデメリットがあります。ヤリスクロス は、ディスクブレーキを採用しているということで、ブレーキの制動力またブレーキフィーリングも期待できると思います。
ヒルスタートアシストコントロール(全グレード標準装備)
坂道発進をサポートする機能。ブレーキからアクセルに踏み変える時に、約2秒間ブレーキ油圧を保持して坂道の発進をサポート。オートマ車なのでここまでの機能いるかなと感じますが、踏み外した時でも二秒間は保持してくれるということですね。
ヘッドレスト一体式シート(X標準装備)
シートの座面と頭を支える部分が一体となるシートです。特にサポート性能が劣るような点はありませんが、ヘッドレスト周辺のシート面積が大きく後席からの前方視界が狭くなります。後席に人をよく載せる方はあまりオススメできないシートタイプとなります。
6:4分割可倒式リアシート(X標準装備)
後席シートを6:4の2分割で倒すことができるシートです。ただ、ヤリスクロス は3分割できるシートを売りにしていて、これはGグレードから装備されます。
マニュアルエアコン(X標準装備)
家庭エアコンを思い出してもらうのが、良いかと思いますが、マニュアルエアコンとは温度と風量&風向を手動で調整する必要があるエアコン。
ディスプレイオーディオレス(Xのみ)
Xは、ディスプレイオーディオレス仕様が標準。
車載通信器(DCM)(全グレード標準装備)
Data Communication Moduleの略で、クルマ専用の通信機のこと。クルマにDCMを搭載することで365日24時間サーバと通信し、安全で便利なサービスを利用できます。オプション選択をする必要がある機能もありますが、例としてあげると
- クルマの駐車位置を、「MyTOYOTA」というスマホアプリから確認できる機能。
- ドアロックやウィンドウの閉め忘れ、ハザードランプの消し忘れを検知し、ユーザーへ通知する機能。
などが挙げられます。
2スピーカー(X標準装備)
Xグレードは車内に搭載されるスピーカーが二つだけということになり、音質面かなり懸念はあるかなといったところであります。
16インチタイヤ&鉄チンホイール(X標準装備)
鉄を用いて製造された車のホイールで、耐久性に優れ低コストなのが特徴。ただ、プラスチックのホイールキャップでデザイン表現を行うので、光沢感や上質感がアルミホイールより劣る欠点があります。
ハロゲン式ヘッドライト(XとGで標準装備)
淡い暖色系のライトで、発熱量が高いという特徴があり、ヘッドライトの上に雪が積もっても、その熱で溶かしてくれるというメリットがあります。ただ、LEDライトと比較して寿命が短く明るさも暗いというデメリットがあります。
ウレタン素材ステアリング(X標準装備)
ウレタンは樹脂で安い素材のこと。強度があり濡れても安心なので、ハンドルを強く握る方や手に汗をかきやすい方には安心な素材。
チルト&テレスコピックステアリング(手動)(全グレード標準装備)
ハンドルを前後、上下と調整できるものです。これにより、ドライバーの体格に合わせたドライビングポジションが取れるようになります。コンパクトカーですと上下にしか調整できない車が多い中で、ヤリスクロス は前後上下と調整できます。(最適では分かりにくいので動画で↑分かりやすくご説明しています)
スマートエントリー&プッシュスタート(全グレード標準装備)
鍵のボタン操作を必要とせず、ポケット、カバンなどに鍵を入れたままでも、ドアノブを触ることにより、ロックと解錠を行い、またハンドル左にあるボタンを押すだけでエンジンを始動させることができる機能。
試乗レビュー動画も作成しますので、詳しくて分かりやすい情報が欲しい方はチャンネル登録お願いします。続けてGとZの記事、見積もりや値引きについての記事もありますので、数日掛けて読み込んでくださいね。
愛車が何円か?日頃から確認を。45秒です!