2018年に発表された5代目のトヨタRAV4。SUVとして人気のこの車種は、荷室サイズが広いことも特徴になっている。
ここでは、購入を検討している人のために、荷室サイズ(寸法)、フラットになるのか、ライバル車の荷室サイズについて、詳しく紹介する。
RAV4 後席使用時の荷室サイズは?容量は?


ライバル車もビビるくらい広い
2019年から販売開始された5代目のトヨタRAV4は、後席を使用しているときでも、荷室サイズが広いのが人気の要因のうちの一つである。
荷室寸法が広く、奥行きの長さは1001mm。後部座席を使用した状態で、奥行きの長さが1000mmを超えている車は、ライバル車には見られない。この奥行きの長さが、トヨタRAV4の武器なのだ。
荷室の横幅も広く、1330mmの幅となり、ゴルフバックなどは簡単に横置きできる。
高さはおよそ880mmで、縦に高い荷物も収納しやすくなっている。荷室のデッキボードを下の段に下げれば、高さをおよそ930mmまで広げることができる。
後部座席を使用した状態のトヨタRAV4の荷室容量は580リットルとなる。
RAV4 ライバル車の荷室サイズは?

車両サイズは、ライバルより一回り大きい
トヨタRAV4荷室の広さは、他社が販売するライバル車の荷室の広さと比較すると、レベルが高いことが確認できる。
ホンダが販売しているCR-Vは、5人乗りのガソリン車の場合、後部座席を使用した状態では奥行きはおよそ950mmだ。ホンダのCR-Vは、ミドルサイズのクロスオーバーSUVの中では奥行きが長い方だが、それでもトヨタRAV4の1000mmを超えている奥行きと比較した場合には、サイズが短くなる。荷室全体の荷室容量は561Lで、荷室の他にカーゴアンダーボックスに荷物を収納することもできる。カーゴアンダーボックスの容量は24リットルで、荷室の容量と合計すると585Lになる。
スバルのフォレスターも、国内では人気のあるクロスオーバーSUVだ。RAV4のライバル車として知られている。スバルフォレスターも十分な荷室の広さを持っている車だが、この車も後部座席を使用している場合の荷室の奥行きの長さは、トヨタのRAV4より短くなっている。後席使用時の奥行きの長さはおよそ900mmで、トヨタのRAV4の奥行きよりも100mm程度短くなっている。
日産が販売しているエクストレイルも、トヨタRAV4のライバル車の一つだ。2000年から販売開始されたこの車種は、2001年から2010年の10年間、日本国内で最も多く販売されていたSUVの乗用車だった。後部座席を使用した状態でのエクストレイルの奥行きはおよそ880mmで、ここで紹介したライバル車の中では、一番奥行きの長さが短くなっている。エクストレイルの荷室容量は565Lだ。
RAV4 後席を倒すとフラットになる?段差は?

トヨタのRAV4は、後部座席を倒せば、より多くの荷物を載せることが可能になる。後部座席を収納した状態にすると、必要十分に長かった荷室の奥行きがさらに長くなる。後部座席を使用した状態での荷室の奥行きの長さは、およそ1880mmだ。後部座席を使用している状態よりも、800mm以上奥行きを長くすることができる。
後部座席を倒せば荷室の容量が広がる乗用車の場合、問題になることがあるのは、座席を倒した時の状態だ。フラットな状態になるのが荷室としては理想的で、段差ができてしまうと荷物を収納しにくくなってしまう。
RAV4は、後部座席を収納した場合、極端な段差ができることはないが、後部座席の背もたれ部分が少し斜めの状態になってしまうので、完全にフラットな状態にはならない。ただ、大きな段差ではないので、荷物を載せる位置や向きに注意をすれば、安定した状態で荷物を運ぶことができる。
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