現行のRAV4は、2018年のNYモーターショーで世界デビューを果たし、翌年4月に日本で発売されている。
そもそも初代RAV4は、1994年に発売され、5ナンバーサイズのコンパクトSUVの先駆けとなる。現行RAV4は、5代目となり、クロスオーバーSUV としても高い評価を得ている。この人気車RAV4も、世界的なコロナウィルス感染拡大による半導体部品の不足による納期遅延が発生している。
今回は、現在のRAV4の納期の最新情報と、できるだけ早くRAV4を納車するには、どうしたらよいか。現在、RAV4を検討している人はぜひ、参考にして欲しい。
トヨタ公式による最新の納期は?

人気車種が多いトヨタ車は、現在の世界的なコロナ感染拡大で半導体部品の供給不足で大幅な納車遅延状態が長期間続いている。
RAV4は、現在どのような状況なのだろうか。トヨタ自動車の工場出荷目処を見ると具体的な予定は出ておらず、販売店に問い合わせするようになっている。RAV4の納期はどうなっているのだろうか。首都圏にある販売店に確認した。
RAV4は、2022年現在、オーダーストップ状態の販売会社が多い。原因は、半導体部品の供給不足となっているからだ。多くの受注を納車できずに待たせている状態と言える。
トヨタRAV4最新の納期情報は、
ガソリン車 5ヶ月待ち
ハイブリッド車 7ヶ月待ち
PHEV車 未定
となっている。
現在、世界的にコロナの感染拡大の防止措置が少しづつ緩和されてきている。つい先日、上海のロックダウンが解除されたので、今後、半導体部品やその他の不足部品の供給が再開できれば、納期もスムーズになっていくだろう。
PHEV車は、バッテリーの生産が少なく、生産についてはトヨタ販売店に全く情報が出ていない状況だ。
RAV4 今後の販売予想と納期への影響は?
国内の自動車メーカーは、世界的なコロナウイルス感染拡大により、半導体部品などの供給不足が原因で納車遅延を起こしている。トヨタ自動車も同様だ。トヨタ自動車にはさらに、納車が遅れる原因がある。
2020年5月より、トヨタディーラー4チャンネルは、全てのトヨタ車の取り扱い(一部車両を除く)をスタートした。今まで取り扱いのない人気車も販売できるので、人気車種の注文数が生産台数を上回り、長期の納車遅延にもなっている。
2022年に一部改良を実施して発売したが、このモデルも受注停止となっている販売会社がかなり多い状況だ。
10月からの生産分からは一部改良があり、価格も若干値上がりするそうだ。海外からの半導体を含む部品供給がスムーズになれば、納期も段々と早くなっていくだろう。
RAV4を早く納車したいけど?
RAV4を取り巻く事情は理解できるが、できるだけRAV4に早く乗りたい人も多いはずだ。2022年10月に一部改良版の発売を開始したRAV4だが、10月以内にも残念ながら受注を停止する見込み。納期が長すぎるためだ。
早く注文するために検討して、商談を進めていくのが必要になる。
現行RAV4の人気グレードは、『2.0G Zパッケージ 4WD』だが、通常は予定より多く生産されているため、早く納車できることが多いのだが、現在の状況では、人気グレードめの納車も不確定だ。かなり、長く後ろ倒しになっている。
早く納車したいのならキャンセル待ちをしておこう
人気車RAV4の納期を販売店で確認するなら、とりあえず「キャンセル待ち」をしておくと良い。販売店も受注業務でバタバタだ。何らかの事情でキャンセルの在庫車が発生しているかもしれない。まず、「キャンセル待ち」を伝えておこう。
キャンセル在庫車の情報が入ってきても、妥協できないグレードやボディーカラーもあるはずなので、その時は断れば問題ない。
KINTOなどのサブスクリプションを利用する
少しでも早く、RAV4に早く乗りたいのであれば、KINTO(キント)などのサブスクリプション(通称:サブスク=定額利用サービス)」も選択肢に入れてもいいだろう。
「KINTO」は、トヨタ車の定額利用サービス、「定額カルモくん」は国産車全般を利用することができる。サブスクは、クルマを所有するのではなく、決めた期限まで月額で利用できるサービスで、これからの新しいクルマの使い方になる。
KINTOもRAV4に関しては、WEBからの契約が現在できないので、KINTOの取り扱いをしているトヨタ販売店に問い合わせをしてみると良さそうだ。また、定額カルモくんの他、サブスク業者もたくさんあるので、問い合わせをしてみるとよい。
ポイント
公式サイト>>>KINTO
サブスクのメリット
●頭金・ボーナス払いが0円
●諸費用のみで支払期間中は定額での支払い
●国産メーカー全車種から選べる
●リース期間は1年から10年以上、1年単位で設定できる
●税金・保険料も月額支払料金に含まれる
※サブスクリプション業者により内容は異なる。
サブスク利用のデメリット
●走行距離制限が設定されている
●契約中の中途解約はできない。
サブスクには、メリットとデメリットがあるので、自分の生活に合わせて検討して見ると良いだろう。サブスク業者により、契約内容が異なるので業者との比較を十分にして、業者を決めよう。
とにかくRAV4に早く乗りたいのなら中古車を選ぶ
新車でこれからRAV4を買っても半年以上かかる。でも、早く乗りたいということであればここは、割り切って中古車を選ぶ方法もある。現行RAV4の在庫はそこそこある。低走行の新古車のような車両から割安感のある車両までさまざまだ。
中古車市場でもRAV4は人気があり、現行RAV4の中古車市場相場も高騰している。物件をそれぞれ吟味してある程度の妥協ができれば、新車価格より安く購入して早く乗ることができる。
中古車のメリットとしては、多少使用感があっても、メーカーオプション装着車があるので、程度と装備が充実していたら購入のチャンスだ。今後もRAV4の中古車相場は高騰しているので、情報収集しながら良い車両があれば、すぐ「買い」だ。
車を売る手順を確認しておく
次の車を注文もしくは契約したら、納車を迎える準備をしよう。
今、あなたが所有している愛車を次の車が納車されるタイミングで、速やかに売却して手放しすることは納車を早くする重要なポイントである。これには、車を売却する正しい手順を理解しておくことが大切だ。
この他、車庫の確保、支払い予算の確保をしておくといい。車を購入する予算が厳しいなら、今所有している愛車を高く売却することが重要だ。
RAV4を買う時は焦らずじっくりと商談を
現行RAV4は、現在オーダーストップ。予定としては、10月からの生産開始、その場合8月より受注を開始する。納車までの期間は、かなり長くなっている。
現行RAV4は、10月の生産より、一部改良されるため若干の価格値上げがあるという。世界的にもコロナウイルス感染拡大防止措置も緩和し、上海ロックダウンも解除され、少しずつ半導体を含む部品供給がスムーズになるだろう。
ただ、これもすぐに解消される訳でもない。コロナ禍以前の状態に戻るにはまだ、もう少し時間がかかる。
少しでも、早く新車のRAV4に乗りたいのであれば、KINTOなどのサブスクリプションサービス(定額利用サービス)を利用する方法もある。メリットとしては、新車契約時の初期費用が新車購入時より抑えることができる。トヨタ販売店でKINTOを取り扱っている店舗で契約できる。
すぐに現行のRAV4に乗りたいのなら、割り切って中古車を選択する方法がある。ただし、新車と違い、在庫のある物件から自分の要望に合うRAV4を探さなければならないが、新車がない状況で中古車市場の相場も高騰しているので、早めの判断が必要だ。
受注が始まるまで、まだ時間はあるので、じっくりと下調べと最新の値引き情報を収集して商談に望み、良い条件でRAV4を購入しよう。
ポイント
公式サイト>>>KINTO
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