トヨタ車の中で、世界中にファンを持つクロスカントリー車がランドクルーザー(通称ランクル300系)だ。ランドクルーザーは2021年6月にフルモデルチェンジし、悪路走破性を継承しつつ最新技術を導入している大人気の車である。
ランドクルーザーを購入する上で気になるのが、納車時期。昨今の半導体不足や新型車(フルモデルチェンジ)、一部改良(マイナーチェンジ)などで新モデルが加わり、通常の納車時期より時間がかかる。
今回は、ランドクルーザーの最新の納車時期(納期)と早く納車するための方法などを最新情報で紹介していくので、購入を検討している人はぜひ、参考にしてほしい。
トヨタ公式による最新の納期は

通常であると車の納期は、注文から1ヶ月から2ヶ月てあるが、新型車(フルモデルチェンジ)、一部改良(マイナーチェンジ)などが実施される場合だと納車は3ヶ月から6ヶ月くらいになる。
現在、トヨタをはじめ国内自動車メーカーは、コロナウィルス感染症の拡大と半導体部品の世界的な不足により、全体的に自動車の納車が通常より延びている。もちろん、ランドクルーザーも例外ではない。
では、トヨタランドクルーザーを今の時点で購入すると納車時期はいつ頃になるのか?
トヨタランドクルーザーの納期は最新情報で、
4年待ち
となっている。
日本だけでなく世界中で人気のあるランドクルーザーは、生産が追いつかずに今なお受注停止状態となっている。
早く欲しくて注文できる機会があるなら、一刻も早く契約することをおすすめする。
ランドクルーザー 今後の販売予想と納期への影響は?
トヨタ車の大幅な納期遅延問題は深刻化しており、ランドクルーザーも例外ではない。半導体不足だけではなく、コロナ禍による人手不足も深刻な状況である。
このような状況の中で、今後ランドクルーザーの販売台数はどのようになっていくのか。2022年に入り、ランドクルーザーの販売台数は平均して1ヶ月あたり約3,000台となっている。実はランドクルーザーは年々販売台数を伸ばしている傾向があり、2022年が過去最大の販売台数を記録している。
ランドクルーザーは、発売から長期的に継続して人気車であり、昨今の世界情勢や部品供給不足による工場稼働停止などを勘案しても、好調な販売台数を確保している。当面、このような状況が続くことが予想できるが、部品供給不足も解消すれば、生産もスムーズになるだろう。
ランドクルーザーの販売店では、この納車遅延の長期化に対して、納車待ちのユーザーに対し毎月、現状の報告などのフォローをして注文のキャンセルを防いでいる。販売店も車が納車されなくて、車両登録ができず売り上げに繋がらないという困難な状況が続いている。
では、納車待ちのユーザーはどのように見ているのか?
納車遅延状態の中でも、ユーザーはランドクルーザーを選びたいと考えている方が多い。購入するユーザーも現在の状況を理解しており、たとえ納車が長期間遅れていても自分の気に入った新車を購入したいという納車待ちユーザーが多いようだ。こういったこともあり、人気車はどんどん納期が長くなっていく一方なのが近日での状況である。
ランドクルーザーを早く納車したいけど?
ランドクルーザーの納期が長期化するのは致し方ないとしても、早く乗りたいと思うのは当然のことだ。
まずは住まいから少し離れた地域まで含め、複数のトヨタ販売会社系列にて(トヨタ店・トヨペット店・トヨタカローラ店・ネッツトヨタ店・トヨタモビリティ店など)、現在のランドクルーザーの納期を最新情報で確認してみるといい。異なる販売会社によって、1ヶ月ほど納期が異なり、AではなくB店のほうが早いということも珍しくないからだ。納車時期に関しては、電話での問い合わせに対応してくれることも多く、商談で伺う前に電話で問い合わせるといいだろう。
人気グレードは納車が早くなる可能性がある
さらに納車を早くする方法として頭に入れていただきたいのが、人気グレードを選ぶという選択。これによって納期が短縮できるかを確認してもらいたい。
私たちユーザーは、内部事情までわからないので、販売店で納車が早いグレードがあるのかを聞いてみると良いのだ。特に人気のある上位グレード系は、工場での生産量を増加させ、生産効率を高めている自動車メーカーが多い。車種によって異なるから難しいところだが、運が良ければ早い納車が期待できる。自動車メーカーの利益率が高いことも、これには影響しているのだが…。
売れ筋ボディカラーは在庫にある可能性がある
ランドクルーザーのボディカラーは、全6色のラインナップである
人気色は、
- 1位:ブラック
- 2位:ホワイトパールクリスタルシャイン
- 3位:プレシャスホワイトパール
となっている。
上記の人気カラーは、販売店で在庫されている可能性がある。人気車であるほど可能性は低くなるが、自分で欲しいボディカラーが人気ボディカラーにあてはまるのであれば、販売店にまず在庫があるのか確認してみるといい。万が一在庫があればラッキーだ。
キャンセル待ちをしてみる
トヨタランドクルーザーは、やむを得ない事情でキャンセルされて、販売店で在庫されている車両があるかもしれない。希望のカラー、グレード、オプション内容で見つけるのは難しいところではあるが、問い合わせをしてみるといいだろう。
販売店もキャンセル車は、なんとしても販売したい事情があり、場合によっては値引きを限界まで出してくれることがある。
KINTOなどのサブスクリプションを利用する
ここ最近になり、「クルマのサブスク」という言葉をよく聞くという人は多いだろう。
これはクルマを月額料金で利用できる定額サービス=サブスクリプション(サブスク)というもので、リース契約に近い状態で車を所有するものである。納期が早いことが多いので、一つの案としてご提案をしたい。
トヨタ車であれば【KINTO】(キント)がある。トヨタとレクサスの新車を定額で利用できるサービスで、納車は人気車でも1ヶ月〜2ヶ月待ちと非常に早い。通常の新車在庫とは異なり、KINTO専用の生産在庫枠を用意しているのが理由。
ポイント
公式サイト>>>KINTO
サブスクのメリット
メリットは、
- 納期が早い
- 頭金・ボーナス払いを0円にできる
- 毎月の支払いがずっと定額で安心
- 税金・自動車保険料も月額支払料金に含まれる
などとなる。
サブスクのデメリット
デメリットは、
- 走行距離に限界がある
- 乗り換え時期な制限があり自由でない
- グレードやオプションに制限があり自由でない
- 走行距離が極端に少ない方は割高
などとなる。
以上のように、車のサブスクは一長一短である。
最大のメリットは、納期が通常早く1ヶ月〜2ヶ月ほどで納車が期待できる点にある。新車が欲しくて長い納期に困っているなら、オススメの選択である。
ランドクルーザーに早く乗りたいなら、中古車を選ぶ方法も一つの法である
紹介してきたように、納車に遅れが出ていて急いでいる方にとっては厳しい状況となっている。
「もっと早く乗りたい」のであれば、割り切って中古車を選ぶといいだろう。使用感が気になる可能性もあるが、新古車、未使用車と呼ばれる、走行距離の少ない上質車で探すと満足できる車両が見つかる可能性が高い。
ただし、国内各メーカーの納車遅延が続いており、中古車市場の相場も高騰している。ランドクルーザーも通常相場より高騰しつつあるので、1年落ちのランドクルーザーであっても、新車価格とあまり変わらないかもしれない。価格上昇がずっと継続していることから、早く手を打ち中古車を購入するのも一つの方法になるだろう。値上がりリスクがまだまだあるからだ。長い、不透明な納車待ち期間に悩まされるストレスから、逃げることもできる。
車を売る手順を確認しておく
次の車を注文もしくは契約したら、納車を迎える準備をしよう。
今、あなたが所有している愛車を次の車が納車されるタイミングで、速やかに売却して手放しすることは納車を早くする重要なポイントである。これには、車を売却する正しい手順を理解しておくことが大切だ。
この他、車庫の確保、支払い予算の確保をしておくといい。車を購入する予算が厳しいなら、今所有している愛車を高く売却することが重要だ。
ランドクルーザーを買う時は焦らずじっくりと商談を
紹介してきたように、納期の最新情報はかなり厳しく、長くなっている。半導体などの部品供給不足が理由だが、今後も正直先行きは、かなり厳しい状況で、納期が短くなるのはかなり先になるだろう。もっと納期が長くなる可能性もあり、さらに納期が悪化する前に早く商談して、注文できるよう進めていくのが1番最善な対策と言える。
あとは、長い納車待ち期間に後悔しないよう、じっくりとオプションの装備や好みのボディカラーなどを考え、最終的に納期が早い販売会社で契約を進めることをオススメする。値引き条件なども考慮しながら、ご検討されるといいだろう。
当メディアでは、ランドクルーザーの購入を力強くサポートしている。検討される方は、当記事に記載している関連情報もあわせてご覧になられることをオススメする。
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