ホンダの軽自動車であるN-BOXに、新型となるフルモデルチェンジ版の情報が出てきた。
発表・発売日は、2023年秋以降となる見込みで、既に開発段階にある車両が複数スパイショットされ、画像として撮影されてきている。
最新情報や噂話をスクープしていきたい。
ホンダN-BOXとは?

N-BOXは、軽自動車ながら広い室内空間を特徴とする車で、若者からファミリー層にまで幅広く支持を集めている。
初代NBOXは、2011年に発売。
最大の特徴は、軽自動車にも関わらずママチャリを縦に積むことができる広い室内空間が、当時では新しいデザインであった。
発売後わずか1年で211,155台を販売する大ヒットとなり、さらに翌年2013年には234,994台を販売して軽自動車販売台数で日本1位を獲得した。
2022年の販売台数は、1ヶ月あたり約17,000台。
国内新車販売台数No.1となっており、2015年から8年連続で軽自動車販売台数No.1を獲得している超人気車だ。
NBOXは、日本市場において多くのユーザーから愛される車種であり、その革新的なデザインや性能によって、今後も注目を集める車種であることは間違いない。
新型N-BOX 発売はいつ?

さて、N-BOXのフルモデルチェンジはいつ頃になるのだろうか?
新型N-BOXは、2023年の秋〜冬頃に発売される情報が出ている。
現行型のN-BOXは、先日価格の値上げがあった訳だが、数ヶ月以内には販売を終了するような方向で動きが進むだろう。
今後の動きに、世間の注目が集まってきている。
2023年中頃からは、ダイハツの新型ムーヴ、スズキの新型ワゴンRが発表される予定で、フルモデルチェンジ版の新型N-BOXとともに、軽自動車が車業界を盛り上げる予定だ。
ホンダは2024年に軽自動車の商用EVを発売すると発表しており、その先駆けとしてNBOXをフルモデルチェンジする。
現状はノーマルグレードのNBOXとエアロボディとなっているNB0X Customの2種類だが、新型NBOXでは新たにオフロードやアクティブ志向をターゲットにしたSUVスタイルを追加する予定という情報もある。
その名もN-SUV(仮)で、スズキのスペーシアギアや三菱のデリカミニを意識した軽トールワゴンになるのではないかと予想される。この情報は、新型車の情報をまとめた記事で記載している。
新型NBOX 外装デザインは?

三重県や周辺地域では、ボディ全体にカモフラージュラッピングされたNBOXとNBOX Customの2台が目撃された。
どちらもボックス型のエクステリアはキープコンセプトであり、新型NBOXにもしっかりと継承されている。
車体サイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,775mmと予想されており、ホイールベースは2,520mmであることが濃厚だ。
新型NBOX最大の特徴は、フロントグリルよりも大きく迫力があるロアグリルの存在感だ。
グリル全体にクロームメッキパーツが施されており、上質感も演出している。
ヘッドランプは切れ長の鋭いデザインで、左右それぞれ3灯のLEDランプが配置されているように見える。
リヤ部分のルーフスポイラーや、大型化した縦型基調のLEDテールランプは左右に分かれた半円形のデザインで、現行モデルの特徴をそのまま受け継いだような印象を受ける。
しかし、ブレーキランプの点灯位置が下にあるため、現行モデルと変更したポイントが確認できた。
サイドウインドウやピラー周りのデザインに大きな変更は無いように見える。
アルミホイールは、スパイラル形状でブラック塗装が施されている。これが偽装なのか、このまま正式に採用されるのかは不明だ。

一方、N-JOYのエクステリアデザインは、樹脂製のガーニッシュパーツやルーフレールなどの装備が決定している。
また専用アルミホイールや専用フロントバンパーの採用もあるということで、オフロードやアクティブ志向の期待に応えるようなデザインになることは間違いないだろう。


5月にも続々と、開発車両がスパイショットされてきており、鮮明なボディ形状が確認できるようになっている。
上記のN-BOX画像である2枚は、YouTubeチャンネルを運営しているFK7HONDAさまが貴重な画像を撮影されて、引用の許可をしてくれた。
新型N-BOX 内装は?

水平基調をベースデザインとして、メーターデザインは新型フィット4のような液晶メーター+LCDのハイブリッドとなる予定だ。
また、現行のNBOXには採用されていないステアリングヒーターやチルト&テレスコピックステアリングホイールなどの機能が追加されるのではないかと予想される。
軽自動車の多くは、スタリングが上下でしか調整できず前後での位置調整ができない。
最適なドライビングポジションがしっかりと確保できる車両になれば、大きな売りになるだろうが、コストの兼ね合いで実現できるかは断定が難しいところではある。
ホンダは、ドライバーの快適な運転環境の提供を大切にしており、頑張ってほしいと期待はしている。
助手席前は、ホンダらしく横へ水平基調に広がり感を感じられるようにデザインすると思われる。
ホンダとして新しいデザインを新型ヴェゼル、ステップワゴン、シビック、ZR-Vで採用してきており、新型NBOXがどのように変化するのか楽しみだ。
新型N-BOX 新しい装備は?

新型NBOXの予防安全装備「Honda SENSING」(ホンダセンシング)のアップデートにも期待ができる。
アップデート版は「Honda SENSING 360」となり、従来型「Honda SENSING」のフロントカメラにプラスして、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーが新たに配置。
より高度な安全運転支援システムに加えて自動運転機能が搭載されるだろう。
Honda CONNECTシステムが採用される可能性が高いと言われており、運転中の見守りや緊急事態が発生した場合の対応、スマートフォンを使ったリモート操作、車内Wi-Fiシステムなど、先進的な機能が軽自動車に搭載されれば、ライバル車を圧倒する差別化となるだろう。
スマートフォンとの接続を便利にするAppleCarPlay &Android autoも搭載し、これはワイヤレスタイプと最新のバージョンを採用する見込みだ。
新型N-BOX その他の進化

右がカスタムで左がノーマルか
新型NBOX マイルドハイブリッドの予想スペックは、660cc 直列3気筒ナチュラルアスピレーションエンジン+モーターであり、エンジンは58馬力/65Nm、モーターは3馬力/50Nm、変速機はCVTトランスミッションを採用し、WLTC燃費は23.0km/Lと予想され、駆動方式はFFと4WDの2種類。
従来モデルよりもWLTC燃費が向上し、低速走行時はマイルドモーターのアシストによって、運動性能の向上が期待できる。
ただし、軽自動車のNBOXは、日本専売車となり開発コストに厳しい制約があるのも事実で、どれだけ効率よく車つくりができるのか。
ホンダの動向に注目だ。
現在、多くの開発車両が愛知県、三重県で発見されており、ホンダはかなり本格的に開発を公道で進めており、一部デザインの画像公開などは、数ヶ月くらいで公開されてくるだろう。
新型車の最新情報は、別記事で紹介をしている。
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