トヨタ自動車は、8月に発売を控える新型ランクル300(ランドクルーザー300系フルモデルチェンジ)の受注受付を7月1日から開始する。
見積もりが頂戴できるようになりましたので、購入に必要な知識を詳しく解説していきます。
注目の新開発10ATやTNGA GA-Fを採用し、走行性能を大きく向上。さらに、装備や質感を高めており、輸入車と比べれば、お買い得と言える車なのです。
見どころとしては、「安いグレードの解説!見積りの内容解説、グレードの装備違い、おすすめグレードの紹介」をご用意しています。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSA。ブロガーではなく、車のレビューをしている車You Tuber。実際に車へ触れて紹介する点を重視しています。
トヨタ新型ランドクルーザー300系について
ランクル300のパワートレイン

ランクルは、新開発のV6ツインターボエンジン(3.5Lガソリン、3.3Lディーゼル)を採用し、従来型V8エンジンを超えるクラストップレベルの動力性能を確保。具体的なスペックは、下記の通り。
・3.5L V6ガソリン・ツインターボ 10AT(最高出力415ps/最大トルク650Nm) 燃費:7.9km/L
・3.3L V6ディーゼル・ツインターボ 10AT(最高出力309ps/最大トルク700Nm) 燃費:9.7km/L
また、環境性能についても、新開発のDirect Shift-10AT(10速オートマチックトランスミッション)の採用とボディの軽量化を実施して、車両使用時の年間CO2排出量を、約10%低減を実施。先代では、6ATを搭載していましたので、走りのレスポンスや燃費性能は大きな向上が期待できます。
ランクル300の車両サイズについて

新型ランクル300系の車両サイズは、先代の王道パッケージを踏襲しており、下記の通り。
全長4,950mm×全幅,1980mm×全高1,870mmホイールベース2850mm
ZX全長+35mm GR-S全長+15mm全幅+10mm
新型ランクルは、フレーム構造は踏襲しながらも、TNGA新GA-Fプラットフォームを採用。軽量化・低重心化、新パワートレーンの採用を行い、先代から200kg軽量化を実施しています。
トヨタ新型ランクル 今後のスケジュール
事項 | 日程 |
先行予約 | 6月25日 |
生産開始 | 7月1日 |
発売 | 8月 |
納車開始 | 8月中旬〜 |
納期 | 一年 |
値引き | 5万円〜40万円 |
既に「ZX」を中心に問い合わせが相次いでいる模様。200系の販売をしていたトヨタ店では、納期が既に2年となっています。ただ、既存顧客のいないネッツ店やトヨペット店の販売会社では、納期が早いお店もあります。販売会社に拘らず動けば、短い納期で購入できる可能性はあります。
現在、半導体不足の影響が酷く、納期が長くなる事態が懸念されます。また、ランドルクルーザーは中東仕様を優先で製造していますので、早めの商談がおすすです。ただ、慌てて購入すると後悔するので、有益な情報で理解してから商談をしましょう。
値引きは、強気にセールスが展開されていて、非常に厳しい状況。大切に乗ってきた愛車を丁寧戦略的に売却して、一万円でも多くの資金を獲得することが必要。断ることもできるので、一度買取査定を依頼して大切な愛車の価値確認をすることが大切ですね。
ランクル300 価格とグレード展開
ランクルは、下記の通り5つのグレード展開。
ランクル300 | ガソリン 7人乗り | ディーゼル 5人乗り |
GX5人乗り | 5,100,000円 | 設定なし |
AX | 5,500,000円 | 設定なし |
VX | 6,300,000円 | 設定なし |
ZX | 7,300,000円 | 7,600,000円 |
GR-S | 7,700,000円 | 8,000,000円 |
ランクルは、全車で四輪駆動になっています。ガソリン車は基本的に7人乗りですが、GXのみ5人乗りの設定。ディーゼル車は、5人乗りとなります。先代200系から約30万円程度の価格上昇に抑えられていて、性能を考えればコスパ良い価格設定になっています。