多くのファンから特徴的なデザインで支持を集めている「ムーヴキャンバス」。
現行型の1代目は、今年で6年目を迎えるが、7月13日にフルモデルチェンジ版の発売を開始する。
納期が長くなるであろう現在、早期での注文が必要になるため徹底的に解説して、皆さんのお役に立てれば幸いだ。
2022年7月にも発売開始へ!ダイハツ新型ムーヴキャンバスについて!最新情報まとめ

記事の内容と流れ
- 外装デザイン
- 内装デザイン
- ボディカラー
- 内装カラーと素材感
- 車両サイズと室内の広さ
- プラットフォーム
- パワートレインなど走行性能
- 安全先進装備の内容
- 今後のスケジュール
- グレードと車両本体価格
- オプションについて
- 見積もり総額とグレード別主要装備
- 注意点は?
- 限界値引きは?
外装デザイン


軽乗用車「ムーヴ キャンバス」は、フルモデルチェンジで、初代の可愛らしさを継承しながらも、変化を取り入れる。
すっきりと洗練した「ストライプス」と、
上質で落ち着いた世界観の「セオリー」を設定し、
異なる2つの世界を異なるスタイルで用意する。
サイドでも、ホイールの塗装色を変更し、それぞれ異なる見た目となる。

リヤは、シンプルなデザインとなる。塗装色をツートンカラーにすることで、こだわり感、可愛らしさ、上質感を出すことができる。
全体的には、先代からキープコンセプトで大きな好き嫌いはもたれないデザインと言える。
内装デザイン

続いて、インテリア。
こちらは、ダイハツの軽自動車らいしデザインで、センダーディスプレイを中央少し上に、シフトレバーをインパネ下の方に配置する。
また、軽自動車らしく全体はハードプラスチックで、色彩の切り替えにより上質感を出すインテリアの設計となっている。ストライプでは、ホワイトカラーが設定される。

セオリーでは、ブランカラーが設定される。
ボディカラー







新型ムーヴキャンバスに設定されるボディカラーは、ストライプとセオリーで異なる展開となる。
ストライプ・ボディカラー |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×スムースグレーマイカメタリック〈S42〉【XL8】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×サンドベージュメタリック〈T34〉【XL9】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×サンドベージュメタリック〈T34〉【XL9】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×アプリコットピンクメタリック〈R78〉【XL6】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×シトラスイエロークリスタルシャイン〈Y16〉【XL5】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×ファインミントメタリック〈G59〉【XL7】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×レーザーブルークリスタルシャイン〈B82〉【XK9】 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉×ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉【XM0】 |







セオリー・ボディカラー |
ブラックマイカメタリック〈X07〉 |
サンドベージュメタリック〈T34〉 |
ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉 |
レイクブルーメタリック〈B87〉 |
スムースグレーマイカメタリック〈S42〉 |
シャイニングホワイトパール〈W25〉 |
ブラックマイカメタリック〈X07〉 |
内装カラーと素材感


新型ムーヴキャンバスに設定されるインテリアは、下記の通り。
グレード | カラー | 素材 |
ストライプ | ホワイト&ライトグレー | ファブリック |
セオリー | ブラウント&ネイビー | ファブリック |


車両サイズ&室内の広さ
全長×全幅×全高(新型) | 3,395×1,475×1,655mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,180×1,345×1,275mm |
最小回転半径 | 4.4m |
車両サイズは、先代同様に軽自動車の規格基準いっぱいのサイズとなっている。
乗車定員は、もちろん4人となる。
プラットフォーム

新型ムーヴキャンバスは、すでにロッキー、トヨタライズで採用実績のあるDNGAプラットフォームを採用。飛躍的な走行性能、乗り心地向上が期待される。
約50kgの車体軽量化等で燃費を向上(WLTCモード)し、ターボ搭載も実現し、長距離ドライブ、坂道でのストレス軽減に寄与することが期待できる。
パワートレインなど走行性能
新型ムーヴキャンバスは、ノーマルのNAガソリンエンジンとターボエンジンを設定する。詳細スペックは、下記の通り。
種類・シリンダー数 | 直列3気筒DOHC |
総排気量 | 0.658L |
トランスミッション | D-CVT |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,900r.p.m. |
最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm |
WLTC燃費 | 22.9km/L |
種類・シリンダー数 | 直列3気筒DOHC+ターボ |
総排気量 | 0.658L |
トランスミッション | D-CVT |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 47kW(64PS)/6,400r.p.m. |
最大トルク | 100N・m(10.2kgf・m)/3,600rpm |
WLTC燃費 | 22.4km/L |
駆動方式は、いずれも4WDと2WDを設定する。
トランスミッションには、D-CVTを採用して、先代よりレスポンスの良い加速を確保する。
安全先進装備(スマートアシスト)
新型ムーヴキャンバス安全先進装備
- 衝突回避支援ブレーキ
- 衝突警報機能
- ブレーキ制御付き誤発進抑制機能
- 車線逸脱抑制機能
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
- 先行者発信お知らせ機能
- AHB(オートハイビーム)
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
- 全車速追従機能付きACC
- LKC
- パノラマモニター
- コーナーセンサー
など
注目の新装備



新装備
- 置きラクボックス(後席)
- パワースライドドアにウェルカムオープン機能を新設定
- ホッとカップホルダー
- 電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能
- ワイヤレス充電機能Qi(チー)
- ワイヤレス接続対応AppleCarPlay
- ダイハツ初の10インチナビ
今後のスケジュール
事項 | 日程 |
先行予約 | 6月 |
発表 | 7月5日 |
発売 | 7月13日 |
メーカー自身も生産できる台数が正確に見通せない状況で、前後する可能性がある。待望のフルモデルチェンジということで、注文が集中して納期が長くなる可能性もあるだろう。
新型ムーヴキャンバス グレード展開と車両本体価格
新型ムーヴキャンバスのグレード展開は、ストライプ、セオリーで二つに分かれるが、価格は同じとなる。

ストライプ | 2WD(FF)(円) | 4WD(円) |
X | 1,496,000 | 1,622,500 |
G | 1,672,000 | 1,798,500 |
Gターボ | 1,793,000 | 1,919,500 |

セオリー | 2WD(FF)(円) | 4WD(円) |
X | 1,496,000 | 1,622,500 |
G | 1,672,000 | 1,798,500 |
Gターボ | 1,793,000 | 1,919,500 |
グレード間の価格差
- XよりGの方が 17,6万円高い
- GよりGターボの方が 12,1万円高い
- ライバル車のワゴンRスマイルより20万円ほど高い
オプションについて
メーカーオプション
次に、確認することができているメーカーオプションを見ていこう。
メーカーオプションとは?
メーカーオプションは、自動車製造工場で取り付けを行うため、納車後にあとから購入することは基本的にできない。
項目 | 金額(円) |
スマートクルーズパック | 44,000 |
パノラマモニター対応カメラ | 33,000 |
スマートパノラマパーキングパック | 71,500 |
リラックススタイル | 11,000 |
9インチディスプレイオーディオ | 104,500 |
9インチディスプレイオーディオ (スマートパノラマパーキング) | 148,500 |
安心ドラレコプランA(前後録画)10インチスタイリッシュナビ (スマートパノラマパーキングパック付車用) | 295,966 |
ディーラーオプション
ディーラーオプションとは?
販売店で取り付けを行うオプションのこと。納車した後からも、取り付けを行うことができるため、迷うなら保留が鉄則だ。販売会社により、少し価格が異なるため参考に見て欲しい。
項目 | (円) |
イルミネーションパック | 56,298 |
ETCセットアップ料金 | 2,750 |
ETC | 18,150 |
プラスチックバイザー | 31,702 |
フロアマット | 26,026 |
本革巻きステアリング | 22,320 |
ドライブレコーダー | 56,562 |
ダイハツ新型ムーヴキャンバスの見積もり総額は高いか?
ストライプG 装備と見積もりチェック
ストライプG 主要装備一覧









G 主要装備
- 14インチフルホイールキャップ
(シルバー×パールホワイト) - フルLEDヘッドランプ
- LEDフォグランプ(メッキガーニッシュ付)
- ドアアウターハンドル(メッキ)
- メッキサイドガーニッシュ
- ステアリングホイールウレタン(メッキオーナメント・シルバー加飾付)
- インパネセンターシフト材着(メッキボタン/メッキ加飾付)
- 電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド機能
- TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
- フルファブリックシートライトグレー
- 運転席助手席シートヒーター
ストライプG 見積もり公開!!


現金での支払い総額は、1,952,268円
項目金額 | 金額(10%税込み:円) |
車両価格 G 2WD | 1,672,000 |
シャイニングホワイトパール<W25>×レイクブルーメタリック<B87> | 0 |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ (スマートパノラマパーキングパック付) | 148,500 |
カーペットマット(高機能タイプ)(グレー)(2WD用) | 26,026 |
ドライブレコーダー | 56,562 |
ETC | 18,150 |
ETCセットアップ | 2,750 |
ドライブレコーダー | 78,435 |
税金・諸費用 | 30,030 |
節約を意識しながらも、しっかりと満足できる内容で見積もりを作成している。
ナビゲーションは街乗りだけなら基本的に不要であり割高な買い物になるだけだから、ディスプレイオーディオを選択している。スマートフォンとの連携機能に優れており、利便性の高いものだ。
セオリーGターボ 装備と見積もりチェック
セオリーGターボ 主要装備一覧










Gターボ 主要装備
- 14インチフルホイールキャップ
(シルバー×グレー) - フルLEDヘッドランプ
- LEDフォグランプ(メッキガーニッシュ付)
- ドアアウターハンドル(メッキ)
- メッキ調ピンストライプ
- メッキサイドガーニッシュ
- メッキリヤバンパーモール
- ステアリングホイール本⾰巻(メッキオーナメント・シルバー加飾付)
- インパネセンターシフト本⾰巻(メッキボタン/メッキ加飾付)
- 電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド機能
- TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(セオリー専⽤)/タコメーター
- フルファブリックシート・ネイビー(シートパイピング付)
- 運転席助手席シートヒーター
セオリーGターボ 見積もり公開!!


現金での支払い総額は、2,150,796円
項目金額 | 金額(10%税込み:円) |
車両価格 Gターボ 2WD | 1,793,000 |
シャイニングホワイトパール | 22,000 |
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック付) | 148,500 |
イルミネーションパック(ブルー)(インテリアカラー)(ブラウン) | 56,298 |
カーペットマット(高機能タイプ)(グレー)(2WD用) | 26,026 |
ドライブレコーダー | 56,562 |
ETC車載器 | 17,380 |
税金・諸費用 | 30,030 |
GよりGターボの方が車両本体価格が12,1万円高いため、見積もり総額が高くなっている。
また、夜間照明が不足している点に不安を感じ、イルミネーションパックを選択している。

ムーヴキャンバスの注意点とは?
注意
- 4WDだと車高が20mmも上がる
- Xは多くの装備が省略されるため満足度を重視するなら避けたい
- 電動パーキングはGとGターボのみ
- Gは街乗り車の位置付けでACCはオプション設定
- LEDヘッドランプはGとGターボのみ
注意点を動画で、詳しく解説しました!!
ムーヴキャンバスの限界値引きは新型車だけにかなり少ない
ダイハツ販売店は、新型ムーヴキャンバスへほとんど値引きを行わない。2万円〜10万円が値引きの相場と販売店から回答を得た。
お得意様やディーラーオプションを多く購入したお客さんには、車両本体価格と付属品価格からで限界値引き20万円を出した一例があるとのこと。
動画でさらに詳しくチェック!
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