車を売る正しい手順とは?

シエンタ CARレビュー TOYOTA ミニバン

新型シエンタ値引きが少ない?限界の20万円を獲得する方法とは?

トヨタ自動車は、2022年8月23日より各販売店において新型シエンタの販売をスタート。

その人気はすさまじく、先行予約を受け付けていた約3週間で約2万4000台となったことが明かされているが、じっくりとトヨタ販売店を調査したところ、辛い値引きの金額が明らかとなった。

一方、値引きを拡大する方法は存在する。10万円以上も値引きを拡大する方法を紹介しよう。

私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。

トヨタ新型シエンタの値引きは、フルモデルチェンジで激辛に!

出典:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=from_sienta_top_navi-menu_design

先代のシエンタに関しては、7年間ロングセラーされていたこともあって、値引き30~35万円以上が可能であった。

しかし、22年8月にフルモデルチェンジを受けた新型シエンタの新車値引きは、激辛の状況となっている。

新型シエンタ 車両本体価格から2%の値引きが通常で激辛

新型シエンタを販売するトヨタ販売店は、車両本体価格から、2%程度の値引きを通常行なっている

新型シエンタの価格と具体的な値引きの金額は、下記の通り。

新型シエンタ ガソリン2WD4WD
G(7人乗り)2,340,000円―円(設定なし)
Z(7人乗り)2,560,000円ー円(設定なし)

ガソリン車 車両価格からの値引き

2%程度 46,800円~51,200円

新型シエンタ ハイブリッド2WD(7人乗り)4WD(E-Four)(7人乗り)
G(7人乗り)2,690,000円2,888,000円
Z(7人乗り)2,910,000円3,108,000円

HEV車 車両価格からの値引き

2%程度 53,800円〜63,600円

上記の通り、新型シエンタは、車両本体価格からの値引きが非常に少ない状況だ。ただ、モデルチェンジからの期間や、その人気を考えるとやむを得ないだろう。

YUSA
激辛の金額です。しかし、トヨタの車は、値引きを簡単に拡大することができます。後半で、ご紹介しましょう。

新型シエンタ ディーラーオプションは最低でも20%の値引きを獲得したい

フルモデルチェンジを終えて間もない新型シエンタは、前述の通り、車両本体価格からは、2%程度の値引きしか期待できない。

しかし、ディーラーオプションからは、20%の値引きが出ている状況だ。なぜなら、社外品でも代用可能なことが多いオプションは、モデルチェンジの影響を比較的受けにくいからだ。

ディーラーオプションの金額と、見込める値引き金額は、それぞれ下記の通りとなる。

項目金額(円)値引き金額(見込み・20%換算)
フロアマット24,700円4,940円
サイドバイザー31,000円6,100円
ドライブレコーダー65,100円13,200円
ナンバーフレーム4,600円920円
合計125,400円25,160円

ディーラーオプションセット4点で、値引き25,160円!!が、平均的な値引き相場となっている。

ディーラーオプションは、販売店の利益率が大きく比較的販売店の自由が利くため、本体価格より、割合的には大きな値引きが期待できる。

新型シエンタは通常だと10万円の値引きが限界となる

前述の値引き金額を、全て合わせると、次の通りとなる。

車両本体価格63,600円
ディーラーオプション25,160円
合計88,760円

約8,8万円と、人気ミニバンだけあって、本体価格の割には値引きが少ない。少し、多めに値引きを出してくれた事例も確認しているが、10万円までが通常の相場となっている。

ポイント

相見積もりの交渉をしなければ、値引きはたったの15万円!!

YUSA
ここまでは、交渉しない場合の値引き金額です。
では、最高金額、20万円の値引きを引き出す方法をご紹介しましょう

新型シエンタ 値引きは最高で20万円まで出ている

出典:https://wordpress.org/openverse/?referrer=creativecommons.org

紹介した通り、新型ヴォクシーの値引きは、交渉しないと非常に辛い状況だ。

しかし、トヨタ正規販売店は、全車種を併売しており、相見積もりにより値引きを拡大することができる。

YUSA
どのように販売店を回って、商談すればよいのか?2つの手順をご紹介しましょう。

①新型シエンタを安く買いたいなら、条件をしっかりと決めよう

例えば、次の見積もり。

項目金額金額(10%税込み)
HEV Z
7人乗り
2,910,000円
コンフォートパッケージ(Z)
・UVカット・IRカットガラス(高遮音性ガラス)
・ステアリングヒーター
・シートヒーター
79,200円
パノラミックビューモニター(PVM)27,500円
ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PLUS 10.5インチ+TV89,100円
ETC2.0+ドライブレコーダー前後31,900円
フロアマット24,700円
税金・諸費用212,000円

支払い総額は、3,374,400円 の内容だ。

この高額な見積もりでも、交渉しなければ、値引きは10万円が限界となる

ユーザーは、即決の条件を必ず、選定すべきだ。限界値引きは、お店の店長の承認において、提示される。即決の条件を提示することで、限界値引きは獲得しやすくなる。

値引き拡大 手順①

値引き即決ラインは、20万円で設定を!!

販売店においてはぜひ、「値引き20万円をいただければ、今日即決させていただく」と発言していただきたい。容易な戦ではないが、これにより、15万円あたりの値引きは容易に獲得できる。

②新型シエンタの値引き拡大には、複数の相見積もりが必要になる

しかし、残念ながら、1つ目のトヨタ販売店において、20万円の提示は、極めて困難と言える

では、どのように、トヨタ販売会社を回り、相見積もりをとればよいのか?

資本の異なるトヨタ販売会社で相見積もりを

各都道府県には、社長が異なるトヨタ販売会社が存在する。最寄りの販売店検索は、トヨタ公式サイトが便利だ。

どこの運営母体なのか、販売会社の公式サイトを確認のうえ、異なる販売会社の店舗を訪問したい。Googleで、「販売会社名 会社概要」と検索すれば、運営母体を確認できる。

値引き拡大 手順②

ライバル会社を複数周り、相見積もりで、値引きを拡大しよう!!

ただし、ここでいう「ライバル会社」とは、銘柄的には同じ「トヨタ」の看板を上げて営業しているが、「経営母体」が異なり互いに競争相手となっている販売店のことだ。

手間と時間をかけ「違う販売店」に行ったとしても、「運営母体」が同じだったら相見積もりの効果があまり望めないので注意しよう。

自治体や県をまたぐと運営会社が変わるケースが多いため、購入後の付き合いも考慮に入れ順番としては自宅や職場から遠く離れた販売店から交渉を始めていき、故障やメンテナンスの際、通いやすい範囲内にある販売店を最終候補に設定すると良い。

訪問すべき運営母体が異なる販売店の数は最低でも3社、そうすれば平均ラインである10万円以上の値引きを必ず引き出すことができるだろう。

ちなみに、当サイトの調査によると4~5社回ると最大値引きである20万円に近い金額が引き出せるようだが、周りに運営母体の違うトヨタ販売店がそれほど多くないというケースも十分考えられる。その場合は、再度1社目として訪れた販売店へ行き、2周目の交渉を仕掛けよう。

交渉に要する時間は1社当たり30分程度、移動時間も加味すると4社・5社と回っていると、かなりの時間と労力を費やす必要があるが、多額の費用が削減できるため、億万長者以外は、このような相見積もりを行うべきだ。

ただ、時間がないのであれば、労力や精神的負担とも相談のうえ、15万円程度の値引きで妥協するという判断元金は必要だろう。さらに、値引き以外にも車にかかるコストを削減する方法はあるため、以下の記事をぜひ参考にして欲しい。

上から目線はNG!営業マンには即決の意志と競合車種の購入検討の意志を同時に伝えよう

複数のトヨタ販売会社を回り、相見積もりを行えば、値引きは必ず拡大できる。それほど、2020年のトヨタ販売店全車種併売化は、ユーザーにとってメリットが大きい。

しかし、傲慢に値引きを交渉しては、いけない。傲慢な客に、良い条件は絶対に提示されないためだ。

相見積もりは、値引き拡大のためと、今後のカーライフをサポートしてくれる、信頼のおける営業マンを見つける旅行とも言える。購入した後の、カーライフを想像しながら、謙虚に、人間関係を大切にしながら、値引きを交渉していこう。

また、購入者側は大幅値引きが目的で複数販売店を回るつもり満々だが、対する営業マンは最大のライバルである多運営母体のトヨタ販売店には何が何でも行かせたくない。「ここできっちり決めてやる!」という意気込んで価格交渉に臨んでいる。

そんな営業マンの気持ちを考慮し、「この店で希望額まで行かなくても、次に行けばいいや。」ではなく、「ここで希望額に達すれば購入する。」という心構えを、態度だけではなくきちんと言葉にして営業マンに伝えておくべきだ。

さらに、ワンランク上の値引き交渉術になってくるが、新型シエンタに決めているわけではなく、競合している他車種も購入候補としている意志を、営業マンにそれとなく伝えるのも手だ。

あまり露骨にやると、新型シエンタの購入意志が弱いと勘違いされて逆効果になりかねないが、ライバル関係にあるホンダ・フリード(22年7月に登場したばかりの特別仕様車「BLACK STYLE」辺りがベスト)を引き合いに出せば、「最後の一押し」ができるかもしれない。

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