こんにちは!消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
トヨタ自動車は、11月1日にライズのマイナーチェンジ(一部改良)を発表し発売を開始した。価格は、170,7万円から232,8万円。
今回は、グレード別装備、見積もり情報、オプション金額、値引き、買う前の注意点などの情報を紹介していきます。
電動パーキング採用に伴う内装外装のデザイン変更、ワンペダル操作「スマートペダル」を可能にするダイハツ初採用のe-SMART HYBRID、新開発1.2Lエンジンなどの改良ポイントにも注目です。
トヨタライズ マイナーチェンジの主な改良内容
ライズマイナーチェンジ ガソリンエンジンは2種類
新開発1.2L直列3気筒

ライズ改良後は2WDで新開発の1.2Lエンジンを採用。同エンジンを搭載するインドネシア仕様のパワートレインは下記の通り。
ライズ 1.2L新開発 |
エンジン:直列3気筒 1.2L 最高出力:87PS 最大トルク:11.5kgfm 駆動方式:FF 燃費WLTC:20.7km/L |
改良前のモデルは、1.0L(2WD)でWLTC18.6km/L。ガソリン1Lで走行できる距離が約2km伸びた。ただ、自動車税の値上がりが痛手なのがユーザーの本音か。
1.0Lターボは4WDのみ
4WDは従来の1.0Lターボエンジンモデルを搭載する。スペックは下記の通り。
ライズ 1.0L |
エンジン:直列3気筒 1.0L 最高出力:98PS 最大トルク:14.3kgfm 駆動方式:4WD 燃費WLTC:17.4km/L |
個人的には初期型の1.0Lターボエンジンモデルの加速感に感動したので、ガソリン車の改良に関しては少しガッカリしていますが、1.2Lエンジンがターボエンジンの感動を超えるものだと期待しています。
ダイハツも環境規制に対応を迫られていたのでしょう。
ライズマイナーチェンジ 新開発e-SMART HYBRIDでHEV初採用

ライズの製造を行うダイハツは、兄弟車ロッキー、ライズの改良で初めて「e-SMART HYBRID」ハイブリッドを採用します。(ライズのHEV名称は変わるかもしれません)
内容を詳しく見ていきましょう。
レスポンスを重視する加速性能

ダイハツ初採用のe-SMART HYBRIDは、100%モーター駆動による素早い加速で、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強く加速を発揮し、低速域での滑らかな発進を実現。
搭載する新開発の1.2Lエンジンは、基本的性能を徹底的に磨き上げ、ハイブリッド用に最適化し、熱効率40%を確保。ハイブリッド車は、エンジンを発電専用として使い、走り出しから最大トルクを発揮する。モーター駆動のため、電気自動車のような走行フィールも特徴だ。
種類・シリンダー数 | 直列3気筒 |
総排気量 | 1.2L |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 82PS |
最大トルク | 105N・m |
フロントモーター出力 | 106(ps)/17.3(Kgf・m) |
燃費WLTC | 28.0km/L |
バッテリー | リチウムイオン電池 |
HEVモーターの出力がトヨタTHS2システム(コンパクトクラス)より約20PS程度大きく、モーターの力強さに期待したい。メーカーは1.5L相当の加速性能を持つとPRする。
ヤリスクロスは、上位グレードで27.8km/Lの低燃費を確保。ライズの方が0.2km/Lだけ燃費が優れている。
ワンペダル操作!「スマートペダル(S-PDL)」

e-SMART HYBRIDは、アクセルペダルの操作だけで加速、減速を実現する「スマートペダル(S-PDL)」を採用。アクセルペダルから足を離すとブレーキ同様の減速力を持ち、ブレーキペダルへの踏みかえ操作を軽減し、疲労軽減に寄与する。
また、レスポンスに優れた「ノーマルモード」、燃費に優れた「エコモード」を設定し、スマートペダルを任意で切り替えることも可能だ。
高い静粛性を確保する!

e-SMART HYBRIDは、低速域でエンジンの駆動を極力控え、EVのような乗り味を提供する。
さらに、ボンネットフード、アンダーカバー、フロアなど六箇所に遮音材を配置し、走行中のロードノイズを低減する。
ただ、燃料タンクは、ガソリン車36Lに対して、HEV車33Lと小さくなる。