三菱自動車工業株式会社は、新型コンパクトSUV、コンパクトミニバン「デリカD2」の一部改良情報、コンパクトハッチバック「コルト」の公開を行った。
三菱とヤマハの共同開発

新型コンパクトSUVは、中核であるアセアン地域に投入する新型SUVの第一弾です。
三菱自動車が長年培ってきたクルマづくりのノウハウを注ぎ込み、スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザイン、運転のしやすさや多彩な収納スペースによる実用性、広々とした居住空間による快適性などを特長としています。
さらに、アセアン地域の路面環境でチューニングを繰り返すことで、荒れた路面や激しい降雨でも安全・安心の走破性を実現した車として開発が進んでいるモデルです。


安全・安心なドライブをいっそう快適にする装備として、新開発のオーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を初めて搭載。
楽器・音響メーカーであるヤマハ株式会社と三菱は、お互いのものづくりの考え方に共感し、本システムを共同開発する。
新型コンパクトSUVの室内音響特性に合わせて専用チューニングしたオーディオシステムは、高品質で臨場感のあるサウンドを奏で、ドライバーはもちろん、乗る人全員がワクワクする、より快適で楽しいドライブ体験を提供するとのこと。
EVのコンパクトSUVも発売を2023年にすると公表しており、動向が注目される。
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新型デリカD2 一部改良
三菱は、コンパクトミニバン『デリカD:2』の安全装備や機能装備を追加するなど一部改良を施し、全国の系列販売会社を通じて、6月8日(木)から販売を開始する。
希望小売価格は1,960,200円~2,476,100円(消費税10%込)。
『デリカD:2』
『デリカD:2カスタム』
1.主な変更点
(1)安全装備
- 予防安全技術「三菱e-Assist」に車線逸脱抑制機能を追加しました。走行している車線をはみ出しそうになると、ステアリング操作を促し、クルマを車線内に戻すサポートを行います。
(2)機能装備
- パワースライドドア予約ロック機能にリクエストスイッチ連動機能を追加し、利便性を向上。キーレスオペレーションキーを携帯し、スライドドアを閉めている最中に、前席ドア、バックドアのスイッチを押すことでドアロックの予約ができ、パワースライドドアが閉まると同時に施錠を完了します。
(3)ボディカラー
- 『デリカD:2』は、キャラバンアイボリーパールメタリックとタフカーキパールメタリックを新たに設定し、モノトーンの全7色展開。
- 『デリカD:2カスタム』は、ピュアホワイトパール/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ、メロウディープレッドパール/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ、キャラバンアイボリーパールメタリック/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ、タフカーキパールメタリック/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフを採用し、モノトーン4色と2トーン4色の全8色展開としている。
有料色75,900円(消費税10%込) 有料色49,500円(消費税10%込)の2つが設定される。
2.メーカー希望小売価格
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 車両本体価格(消費税込) |
HYBRID MX | 1.2L DOHC 16バルブ 吸排気VVT 4気筒 マイルド ハイブリッド | CVT | 2WD | 1,960,200円 |
HYBRID MZ | 2WD | 2,132,900円 | ||
HYBRID MZ 全方位カメラパッケージ | 2WD | 2,187,900円 | ||
4WD | 2,313,300円 | |||
HYBRID MZ 全方位カメラ付ナビパッケージ | 2WD | 2,319,900円 | ||
4WD | 2,445,300円 | |||
CUSTOM HYBRID MV 全方位カメラパッケージ | 2WD | 2,218,700円 | ||
4WD | 2,344,100円 | |||
CUSTOM HYBRID MV 全方位カメラ付ナビパッケージ | 2WD | 2,350,700円 | ||
4WD | 2,476,100円 |
新型コルトを世界で初公開
三菱自動車工業株式会社の欧州事業統括会社であるミツビシ・モーターズ・ヨーロッパ・ビー・ブイは、欧州市場向けの新型コンパクトハッチバック『コルト』を発表した。

本年3月から欧州で販売し好評を博している『ASX』に続いて、アライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受ける新型『コルト』は、アライアンスによるCMF-Bプラットフォームを採用、5ドアコンパクトハッチバックとして欧州市場に9年ぶりに再投入する。
トルコのルノー社ブルサ工場で生産し、欧州で販売を開始する予定です。

1.デザイン
新型『コルト』は、欧州の街並みに映える力強くスポーティな外観としました。
フロントには、三菱自動車のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」の要素を取り入れた、両サイドに広がる勢いを表現したグリルを採用し、上部にスリムなフルLEDヘッドライト、下部にL字型のLEDデイタイムランニングランプを組み合わせることで、シャープな表情に仕上げています。
リヤではワイド感を強調するバンパーにより、スポーティで安定感のあるデザインを実現しています。

2.パワートレイン
新型『コルト』では、環境に配慮したハイブリッド(HEV)モデルとガソリンエンジンモデルを設定。
HEVモデルでは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーター、マルチモードの自動変速機と1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせた。
ガソリンエンジンモデルでは1.0Lガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッション、1.0Lガソリンエンジンと5速マニュアルトランスミッションの組み合わせを設定しています。

3.快適性・安全性
上質感のある室内では、インストルメントパネルの中央にスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を配置し、7インチと9.3インチのディスプレイから、走行モードやエンジンの出力特性、ステアリングフィール、車内環境などを個別設定できる「マルチセンス」システムを操作可能です。
走行モードは「マイセンス」「スポーツ」「エコ」の3つから選択することができ、BOSEプレミアムサウンドシステムによって、ドライブ中も臨場感のあるオーディオ体験を楽しむことが可能です。
また、先進安全装備を充実させたことにより、ドライバーの運転をサポートするとともに、安全・安心なドライブを提供します。
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