トヨタのコンパクトSUVであるライズとダイハツのロッキーに、新型となるフルモデルチェンジ版の情報が出てきた。
新型はライズスペースとロッキースペース命名されることが濃厚で、最大の特徴は3列シート7人乗り仕様になることだ。
発表・発売日は、2024年に入ってからとなる見込みであるが、現時点での最新情報や噂話をスクープしていきたい。
トヨタライズとは?

ライズは、コンパクトSUVながら大容量の荷室空間を特徴とする車で、若者からファミリー層の人たちを中心に幅広く支持を集めている。(ダイハツロッキーも同様の内容)
初代ライズは、2019年に発売。
最大の特徴は、全長4m以下の5ナンバーサイズコンパクトSUVながら、荷室容量369Lを保有しているところだ。
コンパクトサイズの取り回しの良さと荷室空間の使い勝手が、普段使いでも週末のレジャーでも活躍できることで人気SUVの仲間入りを果たした。
翌年2020年には、年間で126,038台を販売する大ヒットとなり、登録者販売台数ランキングではトヨタヤリスに次いで2位を獲得。
2023年の販売台数は、1ヶ月あたり約5,500台。
SUVの販売台数としては、ハリアー、RAV4に次いで3番目に売れている車種であるため、今後もライズの人気はしばらく続いていくだろう。
ライズスペース 発売はいつ?

さて、ライズスペースの発売はいつ頃になるのだろうか?(ダイハツロッキースペースも同内容)
ライズスペースは、2024年内にワールドプレミアが行われることが予想されており、発売は2024年後半以降になるのではないかと予想できる。
もともとライズは、トヨタの子会社であるダイハツ工業株式会社からOEM供給を受けている車両であり、プラットフォームやパワートレインなどは多くはダイハツのロッキーと共通だ。
そのため、ライズスペースの発売と合わせてロッキースペースの発売も噂されている。
しかし、2023年5月19日にライズ/ロッキー両モデルにおいて、電柱などを模したポールを車両側面に衝突させる試験に関する認証手続きに不正があったとして、同日に販売を停止した騒動があったばかりだ。
このタイミングでライズスペースのスクープ情報が出てきたわけだが、発表・発売に影響が及ばないことを願うばかりだ。
ライズスペース 外装デザインは?

ライズスペース最大の特徴は、3列シート7人乗り仕様になることによるボディサイズの変更だ。
現行ライズは全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmに対して、新型ライズスペースは全長4,300mm×全幅1,710mm×全高1,690mm前後となり、全長が300mm、全幅が5mm、全高が60mmくらい拡大されることが予想されている。
車両サイズの拡大に伴い、3枚目のサイドウィンドウが大きく拡大され、大型SUVに近いスタイルとなっている。
車両サイズは、トヨタ新型シエンタに近いサイズ感となっている。
ヘッドライトデザインは、トヨタ新型車の流れを汲む大胆なL型デザインを採用し、ワイド感を強調するのが予想で、ヘッドライトはプリウスなど新しいトヨタデザインに近くなる。
ライズスペース 内装は?

ライズスペースの内装は、新型ライズ/ロッキーに酷似したインパネデザインを採用すると予想されている。
2列目シートにはロングスライド機構を採用し、車内は大人7人が広々と乗れるスペースを確保し、乗員のスペースと荷室のスペースを調整できるようになる。
また、車両サイズの拡大に伴い、荷室空間は現行ライズより大きくなることが予想されていて、居住性や使い勝手では現行ライズを超える魅力が提供されるだろう。
ライズスペース 新しい装備は?

次世代スマートアシスト(通称スマアシ4)を全グレードで標準装備とし、新型ワイドステレオカメラを搭載するのではないかと予想されている。
次世代スマートアシストの主な機能は、下記の通りだ。
- 誤発進制御機能付きブレーキ
- 車線逸脱制御抑制機能
- 標識認識機能(進入禁止)
- コーナーセンサー
- アダプティブドライビングビーム(ADB)
- 全車速追従機能アダプティブクルーズコントロール
- レーンキープコントロール
- パノラマモニター
- スマートパノラマパーキングアシスト
- サイドビューランプ
- 先行車発進お知らせ機能
- リヤクロスロラフィックアラート
これらの安全先進装備が搭載されることにより、ファミリー層からの支持をさらに厚く受けることができる車両になるだろう。
ライズスペース その他の進化

ライズスペースは、ダイハツ製造の車両であることから最新世代DNGAプラットフォームが採用される予定である。
パワートレインは、1.2リットル直列3気筒+電気モーター「e-SMART HYBRID」システムをロッキースペースと共有して搭載されるだろう。
ライズスペースとなることでボディが拡大するが、最新世代DNGAプラットフォーム採用により軽量化されるため、燃費性能は26km/L以上になるのではないかと期待されている。
しかし、開発には支障も出てきている。
トヨタグループ全体で近年不祥事が相次いでおり、ダイハツが製造するダイハツロッキー、トヨタライズHEVで衝突試験の不正行為が発覚し、販売と出荷の停止を行なった。
一旦、開発が停止している可能性、見直しをしている可能性もあり、すこしお目にかかれるのは先になるかもしれない。
コストが圧倒的に安い7人乗りSUVとして、開発されており、確かにライバルのいない市場を攻めるこの車の開発には、相変わらずトヨタグループのマーケティング戦略に関心するばかり。
ユーザーのニーズに応える車になる気もするが、いずれにせよ不祥事から社内の体制を見直し、万全の車としてライズスペース、ロッキースペースを投入してほしいと願う。
また、最新情報が届けば、当サイトで情報をお届けしたい。
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