今回は、日本に最適なサイズ感とコストパフォーマンスを認められ人気を集めるコンパクトSUVトヨタヤリスクロスのマイナーチェンジ情報(一部改良)を紹介する(2023年リーク最新情報)。
2024年1月での発売が濃厚な状況で、内装外装デザインの変更、装備や運転メーターなどの変更点に注目してほしい。
ヤリスクロスを2024年に一部改良(マイナーチェンジ)へ

ヤリスクロス マイナーチェンジへ!

初期型のヤリスクロスは、2020年8月に発売しており2023年で3年目を迎える現在も、半年待ちという多くのバックオーダーを抱える状況だが、2023年5月時点では受注を一時停止中。
バックオーダーを捌いて、2024年1月ごろにも改良モデルの生産へ移行する予定である。
そして、大きな動きがあった。
インドネシアで大きくデザインを変更したヤリスクロスの初公開があったのだ。
必ず日本へ投入されるとは断言できないが、これまでのトヨタの慣習からすると、今回紹介できる内容は日本のヤリスクロスへ投入される可能性が高いのだ。
2024年の改良ポイント
- 外装デザインの変更
- 内装デザインの変更
- 装備の変更
- センターディスプレイなどの変更
外装デザインの変更


現行型のヤリスクロスは、2020年に販売を開始したデザインで、宇宙人とも言われる個性的なヘッドライトデザイン、フロントグリルデザインを採用していた。
やや、個性が強く、購入を控えていたユーザーも多くいたようだ。

マイナーチェンジでは、期待されているデザインの変更を行う可能性が高い。
2023年5月に、インドネシアでヤリスクロスが販売を開始するが、これまで世界中で販売されてきたフロントマスクから大きくデザインを変更している。
上記のインドネシア仕様が、そのまま日本仕様のマイナーチェンジ版ヤリスクロスとして投入される可能性が浮上してきた。
トヨタSUVのハイランダー、RAV4、カローラクロスといった迫力のあるSUVのデザイン要素を取り込んでようなデザインで、洗練されたように見える。
男性ウケも女性ウケもしそうなデザインで、万人受けすることが期待できそうなヤリスクロスになりそうだ。

また、インドネシアでもGRSPORTの設定が確認できる。
グレード展開は、日本に似た構成となっており、日本投入の可能性は高いと言えるのだが、内装ではちょっと気になるポイントがあるのだ。
内装も大胆な変更の可能性

ヤリスクロスは、2022年の一部改良でアドベンチャー、GRSPORTというグレードの新設定を行い、内装の上質感を向上した。
それでも尚、販売当初から言われている内装のチープ感が目立つという不満は、ユーザーに残っていると言える。
ここは、海外仕様を日本仕様へ投入することで、直ぐに改善できるポイントであり、プラスチック感が目立つシフトレバー周辺は特に、上質感向上に期待したい部分と言える。
ピアノブラックパネルなどを採用するだけで、大きな見た目の改善ができるだろう。
海外仕様車で、採用されているJBLプレミアサウンドシステムは、非採用になる可能性がかなり高い。

そして、マイナーチェンジ版として日本へ投入される可能性が高いインドネシア仕様が今回投入された訳だが、内装が大きくデザインを変えている。
2020年から販売されてきたヤリスクロス内装の面影は全くないと行っていいほど。
気になるのが、コンパクトSUVのライズに近い類似したデザインであること。
これは、感覚ではなく、画像をよく見て分析すると、ライズを製造しているダイハツ製造の車によく使われるパーツが多く流用されている。

運転メーター、9インチディスプレイオーディオ、センターディスプレイ周辺のインパネデザイン、ハザードスイッチ、エアコンパネル、シフトレバー、センターコンソール周年のデザインは間違いなくダイハツ製造の車に多く使われるパーツで、ライズと共通パーツが多いことが確認できる。
ヤリスクロスよりスタイリッシュで、男らしく質感が向上していることから、歓迎される変更と言えるが、製造がどこになるのか?という点だ。
これまでは、もちろんトヨタが製造を行いトヨタが販売をしてきた。
しかし、ダイハツが製造を行うことになる可能性もあり、非常に気になる点である。
また、チープ、デザインが嫌だという声が多かったことから、内装だけ変更するためにライズなどとの共通パーツを多く使い、効率よく変更した可能性もある。
製造する会社が変わってしまうのか?はたまた今回画像を記載しているインドネシア仕様がそのまま、本当にヤリスクロス日本仕様として販売されるのか?
非常に気になる展開になってきた。
ディスプレイオーディオPlus10.5インチと12.3インチインフォメーションディスプレイ
前述のインドネシア仕様がそのまま投入されるのであれば、センターディスプレイは9インチディスプレイオーディオで、運転メーターはライズと同じになる。
しかし、もう一方の情報だと、ヤリスクロスはセンターディスプレイを10.5インチとし、運転メーターは12.3インチと大型化する可能性もある。
先日、一部改良版のカローラシリーズへ投入された情報は、他のSUV系の車種であるRAV4、ハリアー等にも同じ内容が採用されており、下記で紹介する内容がヤリスクロスに搭載される可能性もある。

最新のマルチメディア技術を備えアップグレードされたHMI(ヒューマンマシンインターフェース)を採用する。これらは、2022年10月にカローラシリーズですでに採用されており、ヤリスクロス日本仕様への搭載可能性はありと言える。
12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイのデジタルコックピットは、まったく新しいハードウェアとソフトウェアを搭載し、最大の表示コンテンツ、幅広い柔軟性、燃料消費量、ハイブリッドシステムの操作、ナビゲーション表示などのカスタマイズ性を持ち、従来のメーターから大きく視認性を向上するものだ。
ヤリスクロスの運転メーターは、コンパクトカーヤリスと同じで、表示がかなり小さい。
改善には、多くにユーザーからの期待がある点だ。

さらに、カローラ系と同様の内容になるなら、中央のセンターディスプレイは、新型ノア・ヴォクシーで採用されているトヨタとして新世代のディスプレイオーディオPlus10.5インチを採用するだろう。
ワイヤレスApple CarPlayと有線Android Auto接続などを搭載し、クラウドナビゲーション、ロードイベント、音声エージェント、無線アップデートが提供されることになる。
さらに、MyTOYOTAアプリの一連の接続サービスには、運転分析、車の位置、さらには気候スケジュールやドアロックなどのリモートコントロール機能が含まれることが期待できる。
これらもカローラシリーズにて先行採用されている内容で、ヤリスクロス日本仕様への搭載可能性は高いのだ。
いずれにしても、日本仕様は2024年以降にマイナーチェンジ版を発売する見込みで、まだまだ多くの可能性を含みながら開発されている状況なのだろう。
価格は10〜40万円くらい値上げか
上記で紹介してきた一部改良やマイナーチェンジを実施した車種は、いずれも10〜40万円ほど車両本体価格を値上げしている。
このことから、機能拡充、原材料の価格高騰などを理由に、トヨタはヤリスクロスの価格を値上げする可能性が高い。
日産やマツダ、三菱では、多くの車を機能拡充せず、値上げしており、まだマシな状況にはなりそうだ。

インドネシア仕様が初公開され、デザインが初めてのヤリスクロス顔であることから、今回は紹介をした次第だ。
個人的には、この顔のヤリスクロス発売を楽しみに待ちたいと思う。
ヤリスクロス関連情報
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