今回は、多くの人気を集めるトヨタの高級SUVハリアーのマイナーチェンジ情報(一部改良)を紹介する(2022年リーク)。
新グレード設定、画面の大型化、カラー変更などに注目してほしい。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
ハリアーは2年を迎えようやく一部改良(マイナーチェンジ)へ

ハリアー 一部改良へ!PHEVや画面の変更など詳細が明らかに

高級セダンとしての確固たるポジションを確立しているハリアー。これは、2020年6月に発売を開始したモデルで、まもなく2年を迎える。RAV4など他の車種と比べると、納期長期化の影響もあり改良が遅れている印象で、初めての改良をまもなく実施する。
このため、2020年モデルは2022年初頭に受注を停止済みで(販売会社により前後)、秋頃にも改良後のモデルを発売開始予定だ。生産が不安定なため現時点において明言は難しいが、8月ごろ具体的な価格情報が出ると想定している。
主な改良点としては、

まず、中間グレードG“Leather Package”の廃止。本革シート、シートヒーター、ベンチレーションを標準装備するグレードだが、価格が高くなるため、受注が少なかった。価格を抑えるなら、Gを買うし、贅沢を楽しみたいならZ“Leather Package”を買いたいというユーザーの動きがあったためであろう。

次に、ナビ類の改良点。上位グレードZ、Z“Leather Package”に標準装備の「12.3インチT-Connect SD純正ナビ」を新型ノア・ヴォクシーで採用された「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」に変更する。これは、新型ノア・ヴォクシーの動画で解説しているが、解像度が高く、描画速度に優れた最新のナビゲーションシステムだ。画面のデザインに変更が入るのか、二画面固定の表示がどのように変化するのか?注目したい。車内Wi-Fi追加、HDMI追加設定、USB typeAからtypeCへ変更なども改良点として控える。

さらに、安全装備「トヨタセーフティセンス」のプリクラッシュセーフティに、交差点・右左折時対応機能を追加。横断する歩行者や自転車、対向車を検知対象とし、衝突回避、被害軽減を図る。

また、自車線内に存在する歩行者を検知し、回避の操舵支援を行う「緊急時操舵支援機能」を追加で採用。既に、ヤリスクロスなどで採用されているものだ。


ボディカラーの入れ替えにも注目。やや黄色みがかりクリーム色と表現されるホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉が廃止され、純白に近いパールホワイトと表現されるプラチナホワイトパールマイカ〈089〉に変更される。

並べた画像だと、確かに、ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉のシエンタは、やや黄色みを持っていることが確認できる。

また、現行型で7インチのTFTマルチインフォメーションディスプレイを12.3インチへ大型化。車両情報、クルーズコントロールなどの動作表示が確認しやすくなることが期待される。

ごちゃごちゃとしていた表示から、車両情報、クルーズコントロールなどの動作表示が確認しやすくなる。
トヨタ車メーターは、これまで本当にフォントの表示がダサかった。画像の通り、表示が綺麗に整い視認性が良くなる。
大型の12.3インチTFTディスプレイには4つのスタイルと3つのレイアウトとパーソナライゼーションオプションの選択肢を採用する。

センターディスプレイには、エアコンパネルに配置されていた音量調整スイッチを移設先とし、エアコンパネルの細かなスイッチレイアウトに変更が実施される。Z系のグレード、PHEVだと静電タッチ式となる。操作がし辛い不満の声に対応したようだが、どこまで改善されているのか期待される部分である。実写を確認しないとなんとも言えないが、温度調整がスイッチ式にも見える。


内装はブラックとレッド
そして、注目のPHEVだが、RAVPHEVなどと同じパワートレインを流用する。
2022調査 | ハリアー PHEV |
種類・シリンダー数 | 直列4気筒+モーター |
総排気量 | 2.5L |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 177PS,130kW/6000rpm |
最大トルク | 219Nm,22.3kgfm/3600rpm |
ハイブリッドモード燃費WLTC | 20.5km/L |
BEV走行換算距離 | 93km |
o-100km加速6秒の快速をハリアーでも実現する。PHEV独自の滑らかでパワフルな加速をユーザーに提供。デザインは、ハイブリッド車と差別化のために、RAV4PHEVで採用されている艶ありブラック塗装、専用ホイール、専用フォグランプなどを採用する。タイヤフェンダーが樹脂であることは、現行型ハリアーオーナーから多く不満としてあげられている部分で、改良は歓迎される内容だ。ただし、価格はRAV4PHEVよりかなり高い。
改良ポイントをまとめると、下記の通り。購入検討中の方が多く見てくれているため、今後も最新情報をお届けしていく予定だ。YouTubeの方もチェンネル登録をお願いしたい。
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2022年!改良ポイント
- G“Leather Package”の廃止
- 「12.3インチT-Connect SD純正ナビ」を「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」へ変更
- センターディスプレイ意匠変更
- エアコンパネルのスイッチレイアウト変更
- プリクラッシュセーフティ「交差点・右左折時対応・緊急時操舵支援機能」を追加
- TFTマルチインフォメーションディスプレイ12.3インチへ大型化
- ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉をプラチナホワイトパールマイカ〈089〉へ変更
- PHEV追加
など

S | FF ¥2,990,000円 | 4WD ¥3,190,000円 |
G | FF ¥3,410,000円 | 4WD ¥3,610,000円 |
G Leather Package | FF ¥3,710,000円 | 4WD ¥3,910,000円 |
Z | FF ¥3,930,000円 | 4WD ¥4,130,000円 |
Z Leather Package | FF ¥4,230,000円 | 4WD ¥4,430,000円 |

S | FF ¥3,580,000円 | 4WD ¥3,800,000円 |
G | FF ¥4,000,000円 | 4WD ¥4,220,000円 |
G Leather Package | FF ¥4,300,000円 | 4WD ¥4,520,000円 |
Z | FF ¥4,520,000円 | 4WD ¥4,740,000円 |
Z Leather Package | FF ¥4,820,000円 | 4WD ¥5,040,000円 |

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