日産のノート(オーラ)はe-POWERやプロパイロットなどの先進技術や、スタイリッシュなデザインで大人気のコンパクトハッチだ。
しかし、走行性能や低燃費については良く知られているが、ノートの荷室についてはあまり知られていない。
そこで今回はノートの荷室寸法と容量はどのくらいなのか?
そしてシートはフラットになるのかについて紹介する。
ノートe-POWER 後席使用時の荷室寸法(サイズ)は?
ノートe-POWERは、先代モデルよりコンパクトなサイズながら、驚くくらいの広い荷室サイズを持つ。
ノートe-POWERの荷室サイズ(寸法)は、奥行き630mm×幅1025mm×高さ840mmとなっている。
ノートe-POWERは先代の2代目ノートと比べると、全幅はかわらないが実は全長ではむしろ短くなっている。
しかし、ホイールハウスの張り出しが少なくなったことなどで先代モデルよりも大きく使いやすい荷室が実現されている。
さらに、広い開口部や荷室幅を確保したことで、ストレスなく荷物を収納することが可能だ。
先代のノートはこのクラスのハッチバックと比較しても荷室の広さには定評があったので、新型ノートe-POWERも必要十分な広さが確保されているといっていいだろう。
ノートe-POWER ライバル車たちの荷室サイズは?
ノートe-POWERは、実用十分な荷室空間を持つが、ライバルと比べるとどのような違いがあるだろうか。
ノートe-POWERのライバルとしては、ホンダ フィットとトヨタ アクアがあげられる。
いずれもハイブリッドのコンパクトカーとして比較される機会が多いライバルである。
そこで、こちらで比較をしていただきノートe-POWERの荷室特徴を理解していただければと思う。
①ホンダ フィットの荷室サイズ(寸法)は、「奥行き650mm×幅1000mm×高さ840mm」となっている
②トヨタ アクアの荷室サイズ(寸法)は、「奥行き656mm×幅1153mm×高さ824mm」とmなっている。
ノートe-POWERの荷室の広さは、同クラスのライバルと比べると荷室長や荷室幅、そして高さをを見てみるとけっして飛びぬけて広いわけではない。むしろ幅以外は低い方である。
それでも、先に述べたようにタイヤホイールのでっぱりを抑えるなど実質的な広さを創出しているので、必用十分な広さを保っている。
また、荷室の広さ以外でも使い勝手も重要な要素になる。
ノートe-POWERの荷室開口部の形状を見ると一番下の部分が広い台形状になっており、もっとも荷室寸法の大きいアクアが下の部分がせばまっているのと大きな違いがある。
これは荷物の出し入れにおいてノートe-POWERの方が楽であるともいえる。
ノートe-POWERの荷室をライバル車たちと比較した結果、サイズ的にはやや劣るところもあるが、実際の使い勝手においてはなんら不満がないことが確認できた。
理解を深めよう!
ノート(オーラ)e-POWER 後席を倒すとフラットになる?段差は?
ノートe-POWERは後席を倒すとラゲッジスペースとつながり、荷物をより多く積み込むことが出来る
しかし、後席とラゲッジスペースの間にな段差ができてしまう。
段差は後席の背もたれの厚さ程度であり、長尺物の積載などには支障が出る可能性ありだ。
ディーラーオプションにて設定されるラゲッジボードを購入することで、段差をフラット化することはできる。
ノートe-POWER 後席を収納すると?どのくらい広くなる?
ノートe-POWERの後席を収納した時の荷室サイズは、「奥行き1485mm×幅1025~1250mm×高さ850mm」となっている。
後部座席を使用した時の通常時の新型ノートe-POWERの荷室の奥行きは、ホンダのフィットやトヨタのアクアなどのライバルよりも狭めだったが、後席を収納した時の荷室の奥行きは、ホンダの新型フィットと同条件でおおよそ並ぶ寸法になっている。
ノートe-POWERは室内スペースに重点をおいていることで、後部座席を使用した時の荷室はライバルよりも狭目となるが、後部座席を収納すると広い室内を有効利用して多くの荷物を積めることがわかった。
ノートe-POWER 車中泊はできる?できない?
ノートe-POWERでの車中泊は可能か不可能かという事でいえば、答えは可能である。
ただし、ミニバンのようにフルフラットにしてという方法はできない。
それは奥行きが足りないことと、段差があることが理由だ。
段差はマットなどで解消できるので、前席を出来るだけ前にスライドさせればなんとか足を延ばせるが快適とはいいがたい。
ノートe-POWERはミニバンと異なり、車中泊には適している車種とはいえないが、後席とラゲッジスペースを旨く利用したり車中泊アイテムを使いことによって車中泊スペースを造り出すことはできる。
まとめ
コンパクトサイズのノートe-POWERだが、その使用目的には十分な荷室を備えており、工夫次第で車中泊にも対応できることがわかった。
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