ライズZ 主要装備を徹底チェック!
上位グレードZは、価格は、下記の通り。
(ガソリン車)燃費 | WLTCモード 20.7km/L(2WD) | WLTCモード 17.4km/L(4WD) |
(e-SMART ハイブリッド)燃費 | WLTCモード 28.0km/L(2WD) | 設定なし |
ライズ(ガソリン) | 2WD(1.2L新開発) | 4WD(1Lターボ) |
Z | 2,039,000円 | 2,299,200円 |
ライズ(HEV) | 2WD(1.2LHEV新開発) |
Z | 2,328,000円 |
LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ+LEDフロントシーケンシャルターンランプ&LEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプ&LEDリヤフォグランプ(バンパー右側)(Z)

下のグレードでもLEDヘッドランプを採用しますが、Zではさらに機能を向上。LEDヘッドランプは、自動で高さ調整を行うオートレベリング機能を装備。さらに、LEDデイライト、LEDシーケンシャルウインカー、LEDフォグランプなどを追加で採用し、見た目の質感や視認性を向上する。
また、Zはアダプティブドライビングビーム(ADB)を採用し、先行者や対向車がいる部分だけを自動遮光して、ハイビームを積極的に自動で使用することができる。ただ、対向車からパッシングによる牽制を受けたと報告が相次ぐなど、正確性にはユーザーから疑問が出ている。

ただ、所有した場合、ハイビームの使い方には配慮が必要ですね。
本革巻きシフトノブ(オーナメント付)(Z)

下のグレードは、グリップ部分の加飾を非採用としていたが、Zはシルバー色のオーナメントを追加で装備し、質感を向上する。ヤリスクロスと比べると質感が高くて、良いデザインだ。

本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバー塗装付)(Z)

Zは本革をハンドル素材に使用。ホワイトステッチも採用し、見た目の質感、グリップ性、触感を向上する。下のグレードに採用されるウレタン素材とは、大きく異なる差別化だ。ぜひ比べて体感してほしい。
フロントドア内張(ソフトパッド)(Z)

Zは、前席ドア内張の肘置き部分に、柔らかなソフトパッド素材を配置。直接触れやすい部分で、質感、快適性を向上する効果がある。下のグレードでは、硬い素材を配置する。
センターコンソールBOX(ソフトパッド付)(Z)

Zは、前席肘置きのセンターコンソールに、柔らかなソフトパッド素材を配置。直接触れやすい部分で、質感、快適性を向上する。下のグレードでは、硬い素材を配置する。中は収納スペースとなっている。
運転席・助手席シートヒーター(Z)

Zは、座面を温める機能を運転席と助手席に採用。冬場は欠かすことのできない機能だ。スイッチは、シフトレバー奥に配置される。下のグレードでは、オプション設定となる。
195/60R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/5穴or4穴)(Z)

下のグレードは16インチサイズを装備するが、Zは17インチアルミホイールを装備。切削光輝シルバーとブラックの塗り分けでデザイン性を大きく向上する。また、ガソリン車で4穴デザイン、HEV車で5穴デザインと少しデザインが異なる。HEVのホイールが5穴になるのは、車両重量100kg増加に対応するためだ。

スマートアシスト

安全先進装備のスマートアシストは、下位グレードから標準装備されるが、上位グレードZではさらに下記の内容を追加装備する。
■スマートアシスト
・アダブティブドライビングビーム
・全車速追従機能付きACC
・サイドビューランプ
・LKC(レーンキープコントロール)60km以上のみ対応
長距離移動や夜間の走行が多いなら、この機能を採用するZを買うべきだ。いずれも、疲労軽減、視界確保には、外せない装備だからだ。

電動パーキングブレーキ+HOLDモード(全車)

Zでは、HEV車に加えて、ガソリン車にも前述の電動パーキングブレーキを装備する。また、前述のスマートアシスト「全車速追従機能付きACC」との組み合わせで、クルーズコントロールは停止保持機能を持つ。街乗りから、長距離走行まで快適に移動できる装備が全て揃っているのがZだ。
見積もりを詳しく解説しているので、併せてご覧いただきたい。
トヨタライズ 装備の総評は?
2021年のマイナーチェンジを受けたライズは、装備の内容が価格を考えると非常に充実し、Zはヤリスクロスを上回るくらいの装備内容だった。
今回の内容となる、グレード別装備の違いに気をつけて購入を検討してほしい。ダメな点も考慮しながら検討できれば、後悔のない購入ができる車だ。購入は検討するに値する車だ。
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