はい、どうも消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
今回は、トヨタのヤリスクロスと日産キックスどちらも3日試乗をして車を見てきましたので、徹底比較していきたいと思います。
現在の販売状況を見ると、ヤリスクロスが圧勝。なぜだとよーく考えていたら、日本ユーザーとして魅力に感じるポイントがありました。
キックス、ヤリスクロスを比較して両者の良い点悪い点を比較し、後悔のない購入に繋がればと思います。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSA。ブロガーではなく、車のレビューをしている車You Tuber。実際に車に触れて紹介する点を重視しています。
トヨタヤリスクロス【比較】日産キックス 比較!
トヨタヤリスクロス【比較】日産キックス 価格について
まず、2020年8月にコンパクトSUVとして販売を開始したトヨタ・ヤリスクロスですが、
直列3気筒1.5LNガソリンンジンと直列列3気筒 1.5Lハイブリッドシステムのパワートレイン2つを併売
営業車両タイプは抜いて、価格の方は、189.6万円〜258.4万円。
下のグレードでは、ハロゲン式ヘッドランプ。鉄チンホイールなどを装備しますが、上位グレードZだとパワーシート、シートヒーターなどを標準装備とし、コンパクトSUVに価格破壊を巻き起こしたのがコスパの高さが特徴です。
はい、対して2020年6月に登場した日産キックスですが、
直列3気筒1.2Lハイブリッドシステム 一つのパワートレイントレインを設定。 四輪駆動車の設定はなく、FFのみの販売としています。
価格の方は、275.9万円〜311.4万円。ガソリン車の設定はなく、価格幅は小さめ。コスパが勝負のコンパクトSUV市場で、割高な価値ををどれだけ理解してもらえるのか?ここが日産の勝負になってきます。
そして、今回比較をしていきますのは、
・ヤリスクロスHVZ 2WD ¥2,584,000 直列3気筒1.5L+モーター
・キックス X ツートーンインテリアエディション 2WD ¥2,869,900 直列3気筒1.2L+モーター
車両価格の差は¥285,900円。
近い印象を受ける2台ですが、装備や使い勝手、質感などは大きな差があります。人によっては、ヤリスクロスを購入してしまうと後悔するポイント、キックスを購入してしまうと損をしてしまうポイントがあります。今回も、購入検討中の方に必見の内容になっていますので、ぜひ最後まで御覧ください。
トヨタヤリスクロス【比較】日産キックス 装備について
こちらの表は、最低限あると良いなと考える主要装備をまとめた一覧表で◯が標準装備、△がオプション設定、✕は設定がないことを示しています。
YUSALOVESCAR 標準装備調査 2021.04 | 車種 | 車種 |
(FF)(有◯OP△無✕) | ヤリスクロスHV Z | キックス X ツートーンインテリエディション |
LEDヘッドランプ | ◯ | ◯ |
アダプティブライトシステム | △ | ✗ |
LEDフォグランプ | △ | ◯ |
ルーフレール | △ | ◯ |
中央の画面 | ◯ディスプレイオーディオ | ✗ |
パワーシート | ◯ | ✗ |
本革巻ハンドル | ◯ | ◯ |
ステアリングヒーター | △ | ◯ |
前席シートヒーター | ◯ | ◯ |
センターアームレスト | △ | ◯ |
後席リクライニング | ✗ | ✗ |
電動テールゲート | △ | ✗ |
後席センターアームレスト | ◯樹脂 | ✗ |
後席充電用 USB | ✗ | ◯2.4A1個 |
シートバックポケット運転席&助手席 | ✗ 助手席側のみ | ◯ |
全車速対応クルーズコントロール | ◯ | ◯ |
車線逸脱防止支援 | ◯ | ◯ |
SOSコール | ◯ | ◯ |
ヤリスクロスの装備を上から見ていきますが、上位グレード(Z)はLEDヘッドランプ、スマートフォンの地図を表示することができる中央のディスプレイオーディオ(DA)、本革巻ハンドル、ヤリスクロスの売りであるパワーシート、後席アームレストなどを標準装備。また、「Toyota Safety Sense」を標準で搭載し、全車速対応クルーズコントロールや車線逸脱防止支援システム、緊急時オペレーターと通話してサポートを受けることができるSOSコールなどを標準装備としています。
対して、キックスの装備を見ていきますが、価格が高いだけ有り、ヤリスクロスにはない装備を搭載。 LEDフォグランプやルーフレール、ステアリングヒーター、後席充電用USBなどを標準装備。また、「プロパイロット」を標準搭載し、全車速対応クルーズコントロールや車線逸脱防止支援システム、SOSコールなどを標準装備。価格が高いだけ有り、ヤリスクロスより標準装備を示す◯が多いのが特徴です。
装備を纏めた印象としては、ヤリスクロスは価格が安い分標準装備を示す◯がキックスより少ないですが、オプション設定を示す△が多く、幅広い装備を揃えている。対して、キックスは標準装備を示す◯が多く、同時に装備の設定が無い✗が多いのも目立つポイントです。
ココが気になる 両者に指摘!

後悔のない購入サポートをするのが当サイトの役割なので、気になる点もあえてご紹介。
ヤリスクロスは、車両価格¥2,584,000と安い価格を考慮しなければいけませんが、3日試乗して気づいた点をご案内。
1つ目は、センターアームレストがオプション設定である点。高速道路でもリラックスして運転できる走行安定性を確保していますので、気になるポイント。
2つ目は、後席USBが無い点。SUVであれば、後席に人が乗車することを想定し、快適に過ごしてもらえるよう、充電環境は提供すべき。
また、1つ目、2つ目共に、実はヤリスクロスより安いトヨタ・ライズに装備されていますので、ココも残念に感じるポイントになっています。
対して、キックスの気になるポイントを2点紹介していきますが、
1つ目は、後席アームレストが無い点。キックスは、見た目以上に後席空間が広くリラックスできる室内空間を確保。大切な人を後席に乗せて、お出かけしようと考えるユーザーが多いと思います。大切な人には、快適に過ごして欲しいと考えるのが日本人ですからね。
2つ目は、電動テールゲートの設定が無い点。SUVですから、多くの荷物を積載したいニーズがあると思います。広大なラゲッジスペースがあるのに、電動テールゲートの設定がないのは残念。選択肢から外れてしまうユーザーも多くいるのではないでしょうか。
パワーシートに関しては、ヤリスクロスが価格破壊で搭載してきましたが、新型ヴェゼルも搭載していない。まだ目はツムれる判断しました。
消費者有利な自動車市場を目指すYUSAなので、気になるところの指摘が多くなり申し訳ありませんが、装備をまとめた感想としては、価格面や装備の品揃えで一長一短ございます。
後席の充電環境やパワーシート、後席アームレストなど求める装備が欲しい車にあるのかよく分析して、購入検討をして頂きたいと思います。
トヨタ ヤリスクロス【比較】日産キックス 内外装はYou Tubeで!
外装や内装、総評についてはYou Tubeを御覧ください。