今回は、1月13日に発売されたトヨタ新型ノア(90系)を安く購入して満足できる見積もりを公開する。
この他、記事の見どころとして、グレード装備の違い、お勧めオプション、残価設定クレジット(残クレ)の注意点などを用意している。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
まず、トヨタ新型ノアの車両本体価格をさらりと確認しよう


メモ
S-G,S-Zは、エアロボディを保有。スポーティーで迫力のある外装が特徴だが、7人乗りだけ設定される。
(ノア90系) ガソリン | 2WD | 4WD |
X(7人乗り/8人乗り) | 2,670,000円 | 2,868,000円 |
G(7人乗り/8人乗り) | 2,970,000円 | 3,168,000円 |
S-G(7人乗り/8人乗り) | 3,040,000円 | 3,238,000円 |
Z(7人乗り) | 3,240,000円 | 3,438,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,320,000円 | 3,518,000円 |
・X→G 30万円
・G→S-G 7万円
・G→Z 27万円
・Z→S-Z 8万円
・2WD→4WD 19,8万円
(ノア90系) ハイブリッド(HEV) | 2WD(7人乗り/8人乗り) | 4WD(E-Four)(7人乗り) |
X | 3,050,000円 | 3,270,000円 |
G | 3,320,000円 | 3,540,000円 |
S-G | 3,390,000円 | 3,610,000円 |
Z(7人乗り) | 3,590,000円 | 3,810,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,670,000円 | 3,890,000円 |
- X→G 27万円
- G→S-G 7万円
- G→Z 27万円
- Z→S-Z 8万円
- 2WD→4WD 22,2万円
HEVの4WDは、7人乗り専売となる。HEV車の価格は、ガソリン車より約35〜38万円高い。先代から10万円〜20万円ほどの値上がりだ。この他、オプションの設定などで見積もり総額が高くなる傾向にあるため、この後の「安く満足できる見積もり」に注目してほしい。
新型ノアはハイブリッドとガソリン どちらを買うべきなのか?
(ノア90系) 維持費(2WD) | ガソリン2.0L | ハイブリッド1.8L |
グレード | S-G,Z,S-Z | S-G,Z,S-Z |
燃料代 | 371,988円 | 242,604円 |
点検費用 | 110,000円 | 110,000円 |
車検費用 | 70,510円 | 70,510円 |
自動車保険 | 100,000円 | 100,000円 |
合計 | 652,498円 | 523,114円 |
車両本体価格は、ガソリン車とハイブリッド車で約35万円の価格差がある。しかし、ハイブリッドに適用される免税措置を考慮すると、実質負担の価格差は約26万円と意外と小さくなる。
そして、上記の表をご覧いただきたいが、ハイブリッドの方が3年間の維持費が129,384円安くなっている。6年所有すれば、価格差約26万円の元が取れるという訳だ。
さらに、ハイブリッドは、静粛性の高い走りを持つ。さらに、トヨタ自動車は、ハイブリッドを優遇する装備設定を次の通り導入する。
ハイブリッドが優遇される装備はこれです!
(ノア90系) ハイブリッドが優遇されている装備 | ガソリン2.0L | ハイブリッド1.8L |
UVカット機能付きウインドシールドグリーンガラス(合わせガラス「HEVのみ高遮音性ガラス」) | 非採用 | 全車標準装備 |
走行モード | 1モード (ガソリン:エコ) | 2モード (ハイブリッド:エコ・パワー・EV) |
独立型センターコンソールボックス(アッパートレイ・リヤボックス付・充電用USB2個TypeC) | Z,S-Zで標準装備 | G,S-Gから標準装備 |
インパネ一体型センターコンソールボックス(アッパートレイ・カップホルダー2個・リヤボックス付き・充電用USB2個TypeC・アクセサリーコンセントAC100V)) | 非採用 | Z,S-Zで標準装備 |

新型ノア グレード装備や違いを確認しよう!

ベースグレードX 装備は悪くないけども!?

最も価格の安いベースグレードXは、下記の通り多くの装備を標準で採用する。
ノア X ガソリン 2,670,000円(2WD)2,868,000円(4WD) ハイブリッド 3,050,000円(2WD)3,270,000円(4WD) |
■ファブリックシート■7人乗り:折りたたみ式サイドテーブル(カップホルダー2個)■205/60R16タイヤ&16×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)■ノーマルボディ専用「フロントバンパー/フードモールディング(ブラック塗装)/フロントグリル(カラード+メッキモール)」■ノーマルボディ専用リヤ「リヤバンパー/サイドマッドガード」■リフレクター式LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング)+LEDクリアランスランプ+ターンランプ■リヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ+LEDテールランプ+LEDターンランプ+LEDバックアップランプ)■オート電動格納式リモコンカラードドアミラー(LEDサイドターンランプ+補助ミラー)■UVカット機能付きウインドシールドグリーンガラス(合わせガラス「HEVのみ高遮音性ガラス」)■ドアベルトモールディング■モードスイッチ(ハイブリッド:エコ・パワー・EV)(ガソリン:エコ)■ハイブリッド専用オプティトロンメーター/ガソリン用オプティトロンメーター■4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ■シフトレバー&ノブ■10速シーケンシャルシフトマチック(ガソリン車)■ストレート式シフトレバー(ハイブリッド)■フロアトレイ■助手席シートバックテーブルホルダー(カップホルダー2個+エコバックフック2個)(8人乗りのみ)■ウレタン3本スポークステアリングホイール■デイスプレイオーディオ7インチ+4スピーカー■フロントオートエアコン+リヤクーラー■LEDルームランプ■イルミネーテッドエントリシステム■SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(フロント・セカンド・サードシート)■Toyota Safety Sense など |

Xは、内装外装の質感が非常に寂しい

ベースグレードXは、ファブリックシートの質感が低かったり、

光沢感やデザイン性に乏しいスチールホイールを採用していたり、

ハンドルがウレタン素材で、内装にシルバー加飾がなく、パワースライドドアがなく、ディスプレイオーディオは7インチとなる。物足りないと感じるユーザーが大半だろう。

G,S-G 見た目を向上する内容が追加で採用される

中間グレードG,S-Gは、下記の内容を追加で標準装備する。
ノア G ガソリン 2,970,000円(2WD)3,168,000円(4WD) ハイブリッド 3,320,000円(2WD)3,540,000円(4WD) |
🔻Xの内容に加えて🔻 ■上級ファブリックシート(ブラックorフロマージュ)■205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)■シフトレバー&ノブ(シルバー加飾付)■ワンタッチスイッチ付助手席側パワースライドドア■独立型センターコンソールボックス(アッパートレイ・リヤボックス付)(HEV車)■本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバー加飾付)■インパネオーナメント(助手席:合成皮革巻き)■インパネセンタークラスター(シルバー塗装モール付)■フロントドアアームレスト(ソフトレザー)■デイスプレイオーディオ8インチ+4スピーカー など |
ノア S-G ガソリン 3,040,000円(2WD)3,238,000円(4WD) ハイブリッド 3,390,000円(2WD)3,610,000円(4WD) |
🔻Gの内容に加えて🔻 ■エアロ専用205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)■エアロボディ専用フロント「バンパー/フードモールディング(ブラック塗装)/エアロ専用フロントグリル(スモークメッキ+メッキ)/LEDフロントフォグランプ」■エアロボディ専用リヤ「バンパー/エアロ専用サイドマッドガード」 など |

中間グレードG,S-Gは、上質感を大きく向上する

中間グレードは、上級ファブリックシート(ブラックorフロマージュ)を設定し、Xのシートから見た目を向上。特に、Gのみ設定されるフロマージュの明るい内装色は、魅力的だ(※S-Gはブラックのみ設定)。

また、Xにおいてウレタン素材ハンドル、シルバー加飾を非採用としていたが、中間グレードは、本革巻きハンドル、内装にシルバー加飾、インパネ部ソフトレザー、ディスプレイオーディオ8インチなどを追加で標準装備。Xから、内装の上質感向上が確認できる。

また、Xはスチールホイールを採用していたが、中間グレードは16インチアルミホイールを標準装備。ホイールの見た目を向上する。

さらに、Xで非採用のパワースライドドアを中間グレードは、標準装備する(助手席側のみ)。
車両本体価格は、Xから27万円〜30万円高くなるが、これらの内容は満足度に直結する内容で、ベースグレードより中間グレードを買うべきだ。
GとS-Gの違いとは?ノーマルとエアロボディの違いは?

エアロボディーS-Gは、ノーマルGより価格が7万円高く、下記の内容を追加で標準装備する。
ノア S-G ガソリン 3,040,000円(2WD)3,238,000円(4WD) ハイブリッド 3,390,000円(2WD)3,610,000円(4WD) |
🔻Gの内容に加えて🔻 ■エアロ専用205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバーメタリック塗装)■エアロボディ専用フロント「バンパー/フードモールディング(ブラック塗装)/エアロ専用フロントグリル(スモークメッキ+メッキ)/LEDフロントフォグランプ」■エアロボディ専用リヤ「バンパー/エアロ専用サイドマッドガード」 など |
YUSAなら、GよりS-Gを購入する。車は、通常グレード(G)より、スポーティグレード(S-G)の方が需要があり、売却時の再販価値が高いためだ。このようなリセールバリューを意識することで、損失金額を減らすことができる。
Z,S-Z 見た目を向上する内容が追加で採用される

上位グレードZ,S-Zは、下記の内容を追加で標準装備する。
ノア Z ガソリン 3,240,000円(2WD)3,438,000円(4WD) ハイブリッド 3,590,000円(2WD)3,810,000円(4WD) |
🔻Gの内容に加えて🔻 ■合成皮革+ファブリック(ブラックorダークブラン)■折りたたみ式大型サイドテーブル(カップホルダー4個・ポケット・充電用USB2個TypeC・エコバックフック2個)■ノーマルボディ専用「フードモールディング(メッキ)/LEDフロントフォグランプ」■スーパーUVカット機能付フロントドアグリーンガラス(撥水機能付)■ドアベルトモールディング(ステンレス)■7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ■デイスプレイオーディオ8インチ+6スピーカー■バックガイドモニター■ワンタッチスイッチ付デュアル(両側)パワースライドドア■インパネ一体型センターコンソールボックス(アッパートレイ・カップホルダー2個・リヤボックス付き)(HEV車)■快適温熱シートヒーター(運転席・助手席)■左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)■バックドアイージークローザー■インパネオーナメント(運転席&助手席:合成皮革巻き+ステッチ)■フロントドアアームレスト(ソフトレザー+ステッチ)■インサイドドアハンドル(シルバー塗装)■ドアトリム(ソフトレザー)■パワーウィンドウスイッチ(メッキ加飾付き)■LEDテールランプ(バックドア側の点灯箇所を追加) など |
ノア S-Z ガソリン 3,320,000円(2WD)3,518,000円(4WD) ハイブリッド 3,670,000円(2WD)3,890,000円(4WD) |
🔻Zの内容に加えて🔻 ■205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)(2WD) など |

上位グレードZ,S-Zは、上質感を大きく向上する

中間グレードは、上級ファブリックシート(ブラックorフロマージュ)を装備していたが、上位グレードはさらなる質感向上のため、合成皮革+ファブリック(ブラックorダークブラン)を標準装備(※S-Zはブラックのみ設定)。運転席助手席の座面を温めるシートヒーター、前席独立エアコン、後席リヤヒーター機能も追加で採用する。

また、上位グレードは、合成皮革巻きにステッチを追加で採用。さらに、インサイドドアハンドルをブラックからシルバー塗装へ、4スピーカーから6スピーカーへ、ドアトリムにソフトレザーなどを中間グレードから追加で標準装備とする。

外装においては、中間グレードまでブラック塗装であったフードモールディング(TOYOTAエンブレム配置パネル)をZはメッキ塗装に変更。窓枠に、メッキ加飾も採用し、中間グレードから上質感を向上する。

さらに、中間グレードはパワースライドドアを助手席側のみに標準装備するが、上位グレードは運転席側に追加で採用し、両側にパワースライドドア標準装備となる。装備については、下記の記事で詳しく解説している。
車両本体価格は、中間グレード(G,S-G)から27万円高くなる。追加で採用される内容や価格を考慮すると、実は前述のX→中間グレード(G,S-G)の変化よりコストパフォーマンスは良くなっている。このことから、最もお勧めしたいグレードは上位グレード(Z,S-Z)だ。細かいことを考えたくないなら、上位グレードのハイブリッド車を買うべきだ。
ZとS-Zの違いとは?ノーマルとエアロボディの違いは?

エアロボディーS-Zは、ノーマルZより価格が8万円高く、下記の内容を追加で標準装備する。
ノア S-Z ガソリン 3,320,000円(2WD)3,518,000円(4WD) ハイブリッド 3,670,000円(2WD)3,890,000円(4WD) |
🔻Zの内容に加えて🔻 ■エアロボディ専用フロント「バンパー/フードモールディング(ブラック塗装)/エアロ専用フロントグリル(スモークメッキ+メッキ)/LEDフロントフォグランプ」■エアロボディ専用リヤ「バンパー/エアロ専用サイドマッドガード」■205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)(2WD) など |
YUSAなら、ZよりS-Zを購入する。車は、通常グレード(Z)より、スポーティグレード(S-Z)の方が需要があり、売却時の再販価値が高いためだ。このようなリセールバリューを意識することで、損失金額を減らすことができる。
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