トヨタ自動車は、2020年6月17日に4代目となる新型ハリアー(80系)を発売した。
見積もりを先行で頂戴したので、見積書をご覧いただきながら、標準装備やオプションについても解説します!
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSA。ブロガーではなく、車のレビューをしている車You Tuber。実際に車に触れて紹介する点を重視しています。
新型ハリアー どのパワートレインを買うべきか?
高い残価率を狙うなら、海外での輸出需要が見込めるガソリン2WDが買いです。TNGAを採用するため、セダンテイストで少し固い乗り味ではありますが、リセールバリューは売るとき含めてトップクラス。
加速、質感の高い走りならHV。HVバッテリーの重さでサスペンションが絶妙に動き、乗り心地も良いです。
もちろん、燃費も向上しますが、GSとの価格差は59万円もありますから、燃費で元を取るのは難しいです。
それでも、HVの世界観に魅了されたなら、静粛性や滑らかな走行性能を求めて59万円高い方を購入するという選択もありだと思います。
GSとHVで、装備の差はほとんどありませんから、この点はご注意ください。
ちなみに、HVとGSの徹底比較動画を出してますので、ご覧くださいませ。
新型ハリアー ガソリン ハイブリッド 車両価格一覧
新型ハリアー ガソリン車両価格
S | FF ¥2,990,000円 | 4WD ¥3,190,000円 |
G | FF ¥3,410,000円 | 4WD ¥3,610,000円 |
G Leather Package | FF ¥3,710,000円 | 4WD ¥3,910,000円 |
Z | FF ¥3,930,000円 | 4WD ¥4,130,000円 |
Z Leather Package | FF ¥4,230,000円 | 4WD ¥4,430,000円 |
いずれのグレードも4WDが ¥200,000円 高くなる。
新型ハリアー ハイブリッド車両価格
S | FF ¥3,580,000円 | 4WD ¥3,800,000円 |
G | FF ¥4,000,000円 | 4WD ¥4,220,000円 |
G Leather Package | FF ¥4,300,000円 | 4WD ¥4,520,000円 |
Z | FF ¥4,520,000円 | 4WD ¥4,740,000円 |
Z Leather Package | FF ¥4,820,000円 | 4WD ¥5,040,000円 |
いずれのグレードも4WDが ¥220,000円 高くなる。
では新型ハリアー見積もり見ていきますよ!
見積書のデータを貼りますので、ご確認ください。
Gグレード以上で、話を進めて行きます。
何がついているのか、付いてないか。数年後の買取金額に良い影響を与えるオプション装備は?ここに重点的に解説していきたいと思います。
ちょっと、ハリアー、トヨタさんってツッコミたくなる時はありました。
新型ハリアー Gで標準装備される装備
Gグレード標準装備↓ |
フロントバンパー&リアバンパー メッキ加飾 |
アウタードアハンドル メッキ加飾 |
パワーバックドア(ラゲッジ ボタンプッシュ式) |
LEDデイライト |
LEDフロントフォグランプ |
雨滴検知自動式ワイパー |
プロジェクターLEDヘッドライト(オートレベリング機構付き) |
デジタルインナーミラー(前後方常時録画機能付き) |
艶有りブラック塗装&サテンメッキ 本革巻きステアリング |
7inch マルチインフォメーション液晶ディスプレイ |
アダプティブハイビームシステム |
運転席8WAY式パワーシート(助手席マニュアル) |
225/60R18タイヤ&アルミホイール |
フロントドアグリーンガラス(スーパーUVカット/IRカット・撥水機能) |
電動チルト&テレスコピックステアリング (ハンドル前後調整) |
ファブリックシート+合成皮革 コンビシート |
ドアトリム&(パイピング調)オーナメント専用加飾 |
クリアブルー室内イルミネーション(Sグレードから追加で前席足元/コンソール/助手席ミッドパッド/前席ドアハンドル) |
ナノイーX |
フロント前席 メッキスカッフプレート(イルミネーション無し) |
G だとかろうじて運転席はパワーシートになります。助手席は手動シートですから、ご注意ください。
他、GグレードになるとLEDライトの意匠が上位グレードと同様になったり、デジタルインナーミラーが装備されます。
やはり、装備内容を見てもハリアーならではの魅力はGとZにありというこで、Gグレード以上を購入するのがよいでしょう。
新型ハリアー G

トヨタ 新型ハリアーGグレードは、最も売れ筋なるかと思います。
G 車両価格 ¥3,410,000円
この価格だけなら結構お買い得感のある価格と思います。コスパを求める方は、オプションも付けずにこれで買ってもよいと思います。
ただ、カタログでよく見る12.3インチのSD JB LナビゲーションはZのみ標準装備!
Gでは、高額オプションになっています。中間グレードなので仕方ないですね、、

上記の見積もりは、36万円の12.3インチのSD JB Lナビゲーションや安全装備を選択した見積もり。
オプション金額を含めると高額になっていて、これだと最初からZを購入したほうがよいかと思います。
ということで、節約したい方はGをなるべくオプション少なく購入するという選択がよいです。
新型ハリアー G Leather Package

本革シートなどを装備するグレード
G Leather Package 車両価格が¥3,710,000
うーん G 車両価格 ¥3,410,000円 だったから
30万高いということですね。本革だけでそんなに高くすんなよ!
私もそう思います。落ち着きましょう。理由はいくつかあります。WW
Leather Packageを選択すると?
Leather Packageは、何もシートが本革になるだけじゃないのです。
下記、ご覧ください。

ステアリングヒーター(ハンドルを暖める機能) |
フロント&リアシートの本革シート |
運転席8WAY式パワーシート&助手席4WAY式パワーシート |
シートヒーター(暖める)&ベンチレーション(冷やす)(運転席と助手席) |
運転席オートスライドドアウェイ機構(これはエンジンをオフにするとシートが後方にスライドして、乗り降りし易くしてくれる機能) |
シートポジションメモリー(二つの位置をメモリーできる。なお、確かアルファードは三つの位置を記憶可能。なぜハリアーは二つなの?話が進まなくなるので寝かせておきます。) |
上記の装備がLeather Packageとして装備されます。
そう、パワーシートやシートヒーターはハリアーの車格を考えると欲しい装備ですが、Leather Packageを選択しないと装備できません。本革を嫌いまたはコスト的にLeather Package避けてしまうとシートヒータや助手席のパワーシートなどは、OP設定がありませんから、諦めるしかないのです。
本革を避けたい方もいると思いますが、シートヒーターが装備できないのは残念ですね。(単体OP設定はありません。)
Leather Packageとしては、内容を踏まえると悪くないかと思いますが、、、単体OPが欲しいな。
新型ハリアー G→Zで標準装備される装備
上級グレード Z にすると標準化される装備です。
Zグレード標準装備一覧↓ |
カラードリアスポイラー(Zはボディ同色 G以下はブラック色) |
LEDハイマウントストップランプ(横一線ロングタイプ) |
サイドドアミラー足元照明(チュウヒのロゴ付き) |
静電式空調エアコンヒーターコントロールパネル |
フロント前席イルミネーション付きメッキスカッフプレート |
225/55R19タイヤ&アルミホイール |
リアクロストラフィックアラートブレーキ(RCTA) |
ブラインドスポットモニター(BSP) |
ラゲッジスペース(メッキ調アルミ サイドボードプレート&プレート) |
カラー投影式ヘッドアップディスプレイ |
ハンズフリー式パワーバックドア (リアバンパー下に足入れ) |
12.3インチ T-CONNECT付き SDナビ+JBLプレミアムサウンド(9スピーカー)(Aピラー ドア ラゲッジ ツイーター加飾あり) |
Gではオプション設定となっていた、安全装備や12.3インチ T-CONNECT付き SDナビ+JBLプレミアムサウンド(9スピーカー)などを標準装備とした内容となる。
ただ、本革シートなどの内容は、前で紹介した通り非採用。
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