日本の車社会を象徴するミニバンの王者、トヨタ、アルファードとヴェルファイア。この二台、これまで好調な販売台数を稼いできていたのですが、2019年になり、明暗の差が出ていて、ヴェルファイアは販売を終了してしまうのではという噂まで聞こえてくるようになりました。
そこで今日は、人気ミニバンである、アルファードとヴェルファイアの販売台数に大きく差が出ているこの何故を深掘りしていき、現代の自動車市場のニーズと、今後のアルファードとヴェルファイアの行方を考えて行きたいと思います。
アルファードとヴェルファイアの誕生と販売事情
トヨタ、アルファードとヴェルファイアは、誕生した時期が異なり、アルファードは初代モデルが2002年に誕生、対してヴェルファイアは2008年に初代モデルが誕生していて、アルファードの方が一世代分早生まれなんですね。
アルファードは、法人向けの車両としてデザインが設定されていて、法人の顧客が多いトヨペット専売となっていました。政治家が乗っている印象もあると思います。
対して、ヴェルファイアは、若者や女性層をターゲットにしたデザインを採用して、ネッツ専売となっていました。派手なフロントフェイスを持ち、威圧感の強いミニバンとして、後発ながらもTOYOTAのミニバン販売を支える柱となっています。
いらない車を手早く売却するなら一括査定.com現在の、車両サイズのダウンサイジングが進行する自動車市場でも、両者は好調な販売台数を稼ぎ続きており、この中で特にヴェルファイアはアルファードよりも、1万台から2万台を多く販売し、ミニバンの王者はヴェルファイアというポジションを確立してきました。
これはもう、私もここ数年のヴェルファイア人気は感じていましたし、周りの知人でもヴェルファイアを購入したいという憧れを持っていた人が何人かいて、ヴェルファイアの人気が強いと感じていたので、この人気が逆転して2019年にアルファードの方が販売台数を稼いでいるというのは意外で驚いています。
トヨタ アルファードとヴェルファイアの販売台数 2015年から2019年まで
2015年販売台数 アルファード:4万4366台 ヴェルファイア:5万4180台
2016年販売台数 アルファード:3万7069台 ヴェルファイア:4万8982台
2017年販売台数 アルファード:4万2281台 ヴェルファイア:4万6399台
2018年販売台数 アルファード:5万8806台 ヴェルファイア:4万3130台
2019年販売台数 アルファード:6万8705台 ヴェルファイア:3万6649台
アルファードとヴェルファイアのデザインと2018年の改良について
過去の販売台数を分析すると、現行型が2015年に販売されてから一年経過する2016年ごろまではヴェルファイア人気が継続していたようですが、2018年のマイナーチェンジを受けてから両者の販売台数が大きく変化しています。では、このマイナーチェンジとはどのような改良だったか、これを具体的に皆さんと見ていきたいと思います。
両車、マイナーチェンジの主な改良の内容としては、内外装のデザイン変更による質感の向上や利便性の向上、3.5Lエンジンの改良、という内容になっています。両者、走りの質感や使い勝手面に違いがないことからも特に販売台数に影響を与えたのが、フロントフェイスの改良だと判断できます。
話のポイントである、フロントフェイスの変更をアルファードから見ていきますと、先ずはフロントグリルの方で、マイナーチェンジの改良で大きさが、ナンバープレート下までグリルが拡張されています。また、グリルデザインが縦方向を強調するデザインになっていて、グリル大枠の形状がスピンドグリルのような形状から、スクエアに近い形状に変更されています。
対して、ヴェルファイアはフロントグリル周辺のメッキパーツを改良でさらに拡大し、グレードでの違いはあるもののフロントグリル下やフォグランプ周辺まで拡張し、ギラギラ感を強化する変更をしてきました。
さらに、両車ヘッドランプの改良もあり、具体的にはHi-Beam LEDを採用し、上級グレードには2眼or3眼タイプのヘッドランプも選択をできるようにして、オプション仕様の2眼タイプと3眼タイプには、LEDコーナーランプ・LEDシーケンシャルターンランプ・デイライトの機能を追加しました。
口コミから車の売却金額の相場を調べるただ、ヘッドライトの形状が、見た感じアルファードだけ形状の変更を受けており、フロントフェイスをスタイリッシュに見せるため形状を細くしたのが分かります。また、メッキガーニッシュの使用がアルファードのヘッドライトデザインでは確認できるなど、ヴェルファイアには採用されなかった変更点がヘッドライトにはあるのが改良の異なる点です。
アルファードは改良前、大きなメッキのフロントグリルの印象が強く、まとまりにかけた印象でしたが、2018年の改良では、フロントマスク全体の仕上げを行い、贅沢な派手さの中にもまとまりのあるフロントマスクにデイザインしています。
対して、ヴェルファイアは、メッキパーツの面積をギラギラと拡張し、フォグランプの開口部を拡大するなどして、より迫力を出す方向でデザインされました。
こちらからあなたの愛車の売却金額の相場が分かります!この結果、アルファードの改良はユーザーの心を動かし、2019年の販売台数では1.9倍アルファードの方が多く販売をしていて、さらに今年の三月の販売台数ではアルファードが7885台、ヴェルファイアが2719台と5000台以上アルファードの方が多くの販売台数を稼いでいる結果が出ています。
今後のアルファードとヴェルファイアの行方について
2020年4月にヴェルファイアの特別仕様車が販売されたのを考えると直近での販売終了はないと思います。この特別使用車が気になる方は、別の記事で、特別装備を詳しく紹介していますので、この記事が終わってからご覧ください。見てくれた方から分かりやすいと多く評判を受けています。
このため、今後も販売台数の落ち込みが継続するようなことがあればヴェルファイアの販売は終了し、一本化してくると思います。ただ、現在ヴェルファイアは、若いユーザーやフロントグリルの主張が強いことを嫌うユーザーのニーズに応えていて、これを見ると二つの車種を販売しているトヨタの強さを感じますし、これにより他の自動車メーカーへユーザーを流す対策になっているのも事実ですよね。
トヨタが、フロントマスクの改良で、ここまでの販売台数の開きが出るのをどう捉えているのかだと思います。次のモデルチェンジで、フロントマスクデザインを一新すれば逆転現象が起きると可能性もありますし、仮に一本化してデザインで失敗するようなことがあればそれこそ、このクラスでトップの販売台数を稼いできたトヨタのリスクですので、どのように今後アルファードとヴェルファイアの販売戦略を立ててくるのか注目してきいきたいと思います。
もし、ヴェルファイアが廃止されたら、エスティマが復活するのではないでしょうか。ヤリスクロス 系統の、欧州テイストで上品なデザインで。
はい、以上。アルファードとヴェルファイアの販売台数の開きと、今後の行方について、個人的な見解を述べてきました。個人的な見解からね。ぜひ、最後にコメント欄に皆さんの意見をお聞かせください。
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