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今回は、三菱が12月16日に発売を開始したアウトランダーPHEVと、2021年11月25日に発売を開始したエクリプスクロスPHEVを徹底比較する。
見所は、「価格や装備、内装外装、燃費性能、PHEVのエンジン、車両サイズや広さ、補助金」などを用意している。
今が買い時!三菱アウトランダーPHEVとエクリプスクロスPHEVを比較しよう!
①アウトランダーPHEVとエクリプスクロスPHEV 価格を比較

2021年12月に発売を開始した三菱アウトランダーPHEV。
こちらは、直列4気筒 2.4LPHEV(プラグインハイブリッド)を専売。
価格の方は、462,1万円〜532万円で、グレード別の価格は下記の通り。
新型アウトランダー2.4L PHEV | 乗車定員 | 4WD |
M | 5人 | 4,621,100円 |
G | 5人 | 4,904,900円 |
G | 7人 | 4,996,200円 |
P | 7人 | 5,320,700円 |

これに対して、2021年11月に発売を開始したエクリプスクロス(一部商品改良・マイナーチェンジ版)。
こちらは、2.4LPHEV(プラグインハイブリッド)と1.5L直噴ターボエンジンを併売。
PHVの価格は、384,8万円〜451万円で、グレード別の価格は、下記の通り。
RAV4 2.5L 直列4気筒PHV(5人乗り) | 4WD |
M | 3,848,900円 |
G | 4,240,500円 |
P | 4,510,000円 |
この2台を比べる!
今回比較するのは、 PHEV(プラグインハイブリッド)上位グレードだ。
- アウトランダーPHEV P(4WD) 5,320,700円
- エクリプスクロスPHEV P(4WD) 4,510,000円
車両価格の差は、810,700円。高級感、室内の広さ、走行性能を詳しく比較検証していこう。

②アウトランダーPHEVとエクリプスクロスPHEV 補助金を比較
令和3年度の経済産業省クリーンエネルギー自動車補助金(CEV)補正予算案にて、電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車の補助金が増額された。金額は、下記の通り。
対象車概要(クリーンエネルギー自動車補助金補正予算案) | 補助金の額 |
アウトランダーPHEV | 50万円 |
エクリプスクロスPHEV | 50万円 |
以前の補助金から30万円も増額された内容だ。この他、各自治体は、プラグラインハイブリッド車に、自動車税免税、補助金などを用意し、普及を後押しする(東京都など)。
補助金を適用すると、実質負担の金額は、
- 新型アウトランダーPHEV P 4,820,700円
- エクリプスクロスPHEV P 4,010,000円
となる。
③アウトランダーPHEVとエクリプスクロスPHEV 装備を比較

比較表の見方について
◯標準装備、△オプション設定、✕設定なし
YUSALOVESCAR | (標準装備 有◯OP△無✕) | |
2021.12調査 | アウトランダーPHEV P(4WD) | エクリプスクロスPHEV(4WD) |
アダプティブライトシステム | ◯ | × |
LEDウインカー | ×リヤハロゲン | ×リヤハロゲン |
ルーフレール | △ | △ |
ステアリングヒーター | ◯ | ◯ |
回生レベルセレクター (パドル式) | ◯ | ◯ |
ヘッドアップディスプレイ | ◯ | ◯ |
デジタルミラー | × | × |
おくだけ充電 | ◯ | × |
純正ナビゲーション | ◯9インチ | ◯8インチ |
前席シートヒーター | ◯ | ◯ |
乗車定員 | 7人乗り | 5人乗り |
本革シート | ◯セミアニリンレザー | ×合成皮革&スエード 本革OP |
運転席&助手席パワーシート | ◯ | △運転席のみ 助手席側OP |
シート位置メモリー機能 | ◯ | × |
乗車定員 | 7人乗り | 5人乗り |
電動パノラマルーフ | △ | △ |
3ゾーンエアコン | ◯ | × 後席エアコン 吹き出し口なし |
後席シートヒーター | ◯ | △ |
後席USB2個 | ◯ | × |
AC100V/1500W | ◯ | ◯ |
パワーバックドア (ハンズフリー) | ◯ | × |
電動パーキングブレーキ | ◯ | ◯ |
HOLDモード | ◯ | ◯ |
全車速対応クルーズコントロール MI-PILOT | ◯ | ◯ |
S-AWC | ◯ | ◯ |
360度カメラ マルチアラウンドモニター | ◯ | ◯ |
MITSUBISHI CONNECT エアコンなど遠隔起動 | ◯ | △ 三菱リモートコントロール |
アウトランダーPHEVの装備は、非常に充実している。積極的にハイビームを使用するアダプティブライト(ALH)、セミアリニンレザー本革シートを標準装備。さらに、後席乗員を快適にする、3ゾーンエアコン、後席シートヒーター、後席USB、パワーバックドアなどを標準装備とする。
対して、エクリプスクロスPHEVは、アウトランダーより価格が50万円安いものの、ハンドルを温めるステアリングヒーター、視界を落とさずに速度を確認できるヘッドアップディスプレイ、純正ナビゲーション、安全先進装備MI-PILOTなどを標準装備としている。また、スエード&合成皮革シートで通気性良好なのも嬉しい点だ。
気になる点を申し上げるが、アウトランダーPHEVは、後方の視界を確保できるデジタルミラーを非採用。また、ベンチレーションを非採用とし、夏場のシート座面蒸れが発生するのが気になる点だ。
対して、エクリプスクロスPHEVは、アダプティブハイビームシステム、3ゾーンエアコン、後席USB、パワーバックドア、を非採用とするのが気になる点だ。これらにより、後席乗員は、不満を覚える可能性が高くなる。
