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ルーミー CARレビュー TOYOTA コンパクト

【13の注意点】2023年版!ルーミーを買う前に理解したいこと

2022年9月にトヨタが一部改良版の発表を行なったトヨタのルーミー。大人気のコンパクトミニバンとなるが、今回は買う前に必ず理解しておきたい13の注意点を詳しく解説していく。

2022年9月に一部改良を実施し変更あり

メーカーのセットオプションであるコンフォートパッケージにナノイーXを追加で装備。空気を清浄する機能を追加した。

さらにボディカラーのブリリアントカッパークリスタルマイカ・ブラックマイカ×ブリリアントカッパークリスタルマイカの廃止。

さらに、法的な排ガス規制・騒音規制対応。これらが一部改良の変更内容となっている。

改良前から設定されていたコンフォートパッケージは、ナノイーXを追加で装備し非常に魅力的な内容のセットオプションとなった。

一部改良に伴って価格の変更もされている。

ルーミー2WD4WD
X1,566,500円1,742,500円
G1,753,500円1,929,500円
G-T1,874,500円設定なし
カスタムG1,924,000円2,100,000円
カスタムG-T2,056,000円設定なし

若干値上がりしているので気をつけてほしい。

電動パーキングはカスタムだけ

ルーミーのグレード展開はX・G・G-T・カスタムG・カスタムG-Tの5つの展開となっている。グレード名に「カスタム」という名称が付いているグレードは、電動パーキングを採用しており、外装にメッキを使った贅沢な見た目を取り入れた物となっている。

電動パーキングはカスタムG・カスタムG-Tのみが標準装備で、ほかのグレードではオプションでも購入することはできないので注意してほしい。

坂道や高速移動が多いならターボ(T)を購入したい

ルーミーはノーマルのNAエンジンとターボを搭載するエンジンの2パターンを採用している。ノーマルのNAエンジンは最高出力が69馬力で最大トルクが92Nmである。

対してターボエンジンでは最大出力が98馬力、最大トルクが140Nmということで、NAエンジンに比べて大きく加速力を高めている。

サイドエアバッグはオプション設定となる

サイドエアバッグは横からの衝突に対して乗員を保護する機能である。近年の普通車では多くの車が標準装備となっているが、ルーミーは前回のマイナーチェンジでサイドエアバッグを非採用とし、標準装備からオプション設定へと変更した。

サイドエアバッグが欲しい場合は、SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)50,600円のメーカーオプションを購入する必要がある。

コンフォートPKGは購入したい

コンフォートパッケージは、エントリーグレードX以外すべてのグレードに設定されている。

  • ナノイーX
  • 運転席・助手席シートヒーター
  • シートバックテーブル[買い物フック・ドリンクホルダー2個付](運転席・助手席)

これらのセット内容が34,100円と、非常にリーズナブルなメーカーオプションだ。

パノラミックビューPKGが人気である

パノラミックビューパッケージはメーカーオプションで、114,400円で購入できる。

  • 9インチディスプレイオーディオ(パノラミックビューモニター)
  • ステアリングスイッチ(オーディオ・ハンズフリー・パノラミックビューモニター操作)

上記の内容がセットオプションに含まれる。

9インチディスプレイオーディオを付けると、スマートフォンとの連携機能が強化される。ケーブルでスマートフォンを接続すると、ディスプレイモニターでスマホアプリやGoogleマップなどの操作が可能になるので、非常に便利な機能である。

補助ミラーはPVMを購入すると外れる

ルーミーは標準の状態だと、左サイドミラー下部に補助ミラーが配置されている。死角部分を確認するための強制装備となっているが、見た目を気にする人は補助ミラーをかなり嫌がる人が多い。

パノラミックビューモニターのオプションを付けることで、車両周囲の安全をモニターで確認することができるため、補助ミラーを解除することが可能だ。

トンネルを走るならナビゲーションの購入を

パノラミックビューパッケージでは、センターディスプレイにスマートフォンを接続してGoogleマップなどの地図アプリを画面に表示することができると紹介した。しかし、地図で利用するGPS情報はスマートフォンのGPSを使うため、トンネルの中ではGPS情報が狂いやすいので気をつけてほしい。

また、高速道路の複雑な分岐地点では、スマートフォンの地図アプリだと案内表示が簡易的な場合もあるため、純正ナビゲーションの購入をおすすめする。

バックドアを開閉できるか確認を

ルーミーはハイトワゴン系の形をしており、バックドアは縦方向にかなり大きい。ヤリスクロスなどのコンパクトSUVでは、パワーバックドア機能を搭載しているが、残念ながらルーミーにはパワーバックドアが非採用となっている。

大きさと重量があるバックドアを手動で開閉する必要があるため、女性で買い物袋を持ちながらの開閉などでは、かなり負担が大きい印象である。

さらに全開状態ではバックドアがかなり高い位置まで上がるため、背の低い人は閉めづらい点にも注意してほしい。

女性やファミリー層が運転するルーミーのような車こそ、パワーバックドアの設定が欲しいところだ。

ライト機能に大きな違いがある

ルーミーはエントリーグレード以外の車両で、LEDヘッドランプを標準装備している。しかし、カスタム系とノーマル系のグレードで機能に大きな違いが採用されている。

ノーマル系のグレードでは比較的シンプルなデザインのヘッドライトとなっている。ライトの光軸調整を手動で行なうマニュアルレベリング機能や、ハイビームとロービームを自動で切り替えるオートマチックハイビームを標準装備としている。

対してカスタム系グレードでは、見た目を良くする上級デザインのLEDヘッドランプを備えている。ライトの光軸調整を自動で行なうオートレベリング機能や、ハイビームをできる限り積極的に使用して、対向車や先行車がいる部分だけを遮光することができる、アダプティブドライビングビームを標準装備としている。

暗い夜道を走行する機会が多い人は、圧倒的にカスタム系のヘッドライトがオススメだ。

安全先進装備には大きな期待をしない方がいい

ルーミーはダイハツ0EM供給の車両で、製造・開発はダイハツが担当している。ダイハツが製造したあとにトヨタに対して供給し、トヨタ販売店が顧客に販売しているのがトヨタルーミーという車だ。

そのため安全先進装備はトヨタセーフティセンスではなく、ダイハツが開発したスマートアシスト搭載となっている。

スマートアシストは、アダプティブクルーズコントロール機能がやや不安定であり、一定の車間距離を保持しながら走行することはできるものの、前の車が近づいてきたときの反応や、少し車間距離が離れたときの反応が鈍い。

あとからハッと気付いたかのように急に減速や再加速をするため、再加速時はエンジンの音が非常にうるさく、乗員にかかるGが大きくて負担がかかるような機能である。

さらに車線中央を維持するハンドル支援機能も不安定。車線から逸脱しないように支援する機能という印象で、ふらつきを制御できるようなものではない。

スマートアシストは、各メーカーの安全先進装備のなかで非常に低いレベルにあると言っていい。

走行安定性を求めるなら新型シエンタの購入を

価格が安く室内効率を高く確保したハイトワゴン系の車両は、車の剛性に弱点が多く、走行安定性も低い傾向がある。ルーミーは価格が一番安いコンパクトミニバンなので、走行安定性は正直低い。

高速道路やコーナーをまったく不安なくしっかりとした走行安定性を求めるのであれば、先日フルモデルチェンジの発売があった新型シエンタの購入を強くオススメしたい。

残価設定クレジットを使っても得はない

トヨタの販売会社は、手数料で多くの利益を確保できる残価設定クレジットの支払いプランをかなり強く勧めてくる。将来の残価を据え置くことで、毎月の支払い金額を抑えることができるのがメリットである。

しかし、据え置いた金額に対しても最終的には手数料がかかるため、全体の分割手数料負担額は大きくなるのが残価設定クレジットの怖いところである。

手数料は年率4.9%ぐらいであれば、1.9%〜2.9%の銀行カーローンを利用したほうが圧倒的に安くなるのでオススメだ。

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