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ライズ CARレビュー TOYOTA SUV

【13の注意点】ライズを検討中なら見てくれ!2021年11月マイナーチェンジ版

トヨタ自動車は、2021年11月1日にコンパクトSUV新型「ライズ(ハイブリッド&ガソリン)」のマイナーチェンジ(一部改良)を発売した。

今回は、3日の試乗で明らかになった、マイナーチェンジ版ライズの買う前に注意したい13点を紹介する。

私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。

トヨタライズの価格をさらりと確認!

YUSA
注意点の前に、価格展開を確認しましょう。興味のあるグレードだけ、ご覧ください。
ライズ(ガソリン)2WD(1.2L新開発)4WD(1Lターボ)
X1,707,000円1,984,800円
G1,857,000円2,133,700円
Z2,039,000円2,299,200円
ライズ(e-SMARTHYBRID)2WD(新開発)
G2,163,000円
Z2,328,000円

【13の注意点】ライズのハイブリッド&ガソリンを買う前に!後悔しないよう覚えておきたいこと

YUSA
それでは、買う前の注意点を確認しましょう!

ライズの注意点

  1. 電動パーキングの設定がガソリンとハイブリッドで違う
  2. クルーズコントロールはZのみ
  3. ZとGの差別化が多い
  4. ハイブリッドは荷室が狭い
  5. ハイブリッド含めて改良後も航続可能距離はやや短い
  6. ハイブリッドにしかない装備がある
  7. ガソリンにしかない装備がある
  8. ウインカーの音はダサくない!3つから選べる
  9. 純正フロアマットは安い方がカッコいいかも
  10. 異音の問題は解消されつつある
  11. パノラミックビューモニターは付けるべきだが万能でない
  12. スマートアシストは不安定な挙動がある
  13. テレビキャンセラーが面倒

ライズ注意点①電動パーキングの設定がガソリンとハイブリッドで違う

ハイブリッドZ(電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド)

ライズに採用される電動パーキングブレーキは、走り出すときに、シフトレバーをPレンジからDレンジに動かし、アクセルを踏み込むと、自動(連動)でパーキングブレーキを解除。逆に、駐車するときには、DレンジからPキングレンジに動かすと、自動でパーキングブレーキを作動させる。操作の手間を排除することで、利便性を高めた機能だ。さらに、ライズはブレーキホールドも採用しており、エンジンを掛けた後にシフトレバー手前のHOLDスイッチを押すと、停止状態でブレーキから足を離しても停止状態を保持することができる。

これをガソリン車で、上位グレードZのみに標準装備。ハイブリッド車では、全グレードに標準装備となる。

対して、下位グレードのガソリン車では、ハンドブレーキ式が採用される。前述した内容の利便性がなくなり、シフトレバー手前のドリンクホルダーが排除され、パーキングブレーキが配置され、収納やスペースが狭くなる。不満が出る可能性が高いため、注意点として紹介だ。

ライズ注意点②長距離移動をするならZを買うべき

出典:TOYOTA

ライズは、全グレードで安全先進装備「スマートアシスト」を標準装備。下位ブレードでも多くの内容を装備するが、下記の細かい違いに注意してほしい。

X・衝突回避支援ブレーキ
・衝突警報機能
・衝突逸脱警報機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・ブレーキ制御付き誤発進抑制機能
・先行者発信お知らせ機能
・オートハイビーム
・コーナーセンサー(フロント2個・リヤ2個)
G🔻Xの内容に加えて
・標識認識機能
Z🔻Gの内容に加えて
・ADB(アダプティブドライブングビーム)
・全車速ACC(アダプティブクルーズコントロール・停止保持)
・サイドビューランプ
・LKC(レーンキープコントロール)
2021年3月調査

上記の表で確認できる通り、上位グレードZのみ高速道路で運転支援を行う先進装備の「ACC、LKC」などを標準装備する。長距離移動で、この機能を活用すると疲労レベルを大きく軽減することができるから、検討の材料にしてほしい。中間グレードG以下のグレードでは、高速道路でずっとアクセルを踏み続けないといけない。大きな不満が出る可能性が高いため、注意してほしい。

2021年11月の改良で、電動パーキングブレーキが採用され、これに伴い「ACCに停止保持機能が追加装備」となった。電動パーキングブレーキの恩恵をフルに活用できるのは、Zになるから、グレード間の装備違いに注意して検討してほしい。

ライズ注意点③ZとGの差別化が多い

ガソリンG

中間グレードGは、外装で、LEDヘッドランプを採用するものの、16インチアルミホイール、フォグランプレス、イルミネーションランプレス(デイライトレス)などの採用に留まる。

上位グレードZは、17インチアルミホイール、LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ+LEDフロントシーケンシャルターンランプ、LEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプなどを追加で標準装備。外装のデザインがより洗練され、分かりやすくカッコよくなる。

YouTubeの動画で紹介しているため、お時間のある方はご覧いただきたい。

ガソリンG:ハイブリッドだと電動パーキング採用

インテリアや先進装備も差別化が多くあり、Gでは、下記の内容を主に装備する。

G
■LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付)
■エコドライブインジーケーター(GSのみ)
■ハイブリッドシステムインジケーター(HEVのみ)
■シフトノブ(ウレタン素材)
■シフトレバーブーツ(ダブルステッチ)
■テクスチャー加工シフトベゼル(メッキオーナメント付)
■センターコンソールサイドポケット(レッド)
■サイドレジスターリング(レッド&シルバー塗装)
■サイドレジスターノブ(メッキ)
■ウレタン3本スポークステアリングホイール(シルバー塗装付)
■センターコンソールBOX
■ファブリックシート(レッドパイピング加飾前席のみ)
■195/65R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(シルバー塗装/5穴or4穴)
■電動パーキングブレーキ(HEVのみ)
など
ハイブリッドZ:ガソリンZはスタートスイッチが黒色

Zでは、下記の内容を装備する。

Z
■本革巻きシフトノブ(オーナメント付)
■本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバー塗装付)
■フロントドア内張(ソフトパッド)
■センターコンソールBOX(ソフトパッド付)
■運転席・助手席シートヒーター
■195/60R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/5穴or4穴)
■アダブティブドライビングビーム
■全車速追従機能付き
■サイドビューランプ
■LKC(レーンキープコントロール)
■電動パーキングブレーキ(全車)
など

内装外装の差別化は、他のトヨタ車でもよくあることだが、安全先進装備を含んで差別化しており、装備の違いが大きいため、内容をじっくりと見極めたいところだ。

また、シートヒーター、本革巻きステアリングなど、人が触れる部分も差別化されており、満足度に大きく影響する可能性があるため、上記の内容に注意して検討してほしい。

Gグレードの内装外装は、下記の動画で紹介している。Gグレードの展示は、珍しいから貴重な映像だ。

ライズ注意点④ハイブリッドは荷室スペースが狭い

画像出典:TOYOTA
(左)デッキボード上の状態で303L(荷室)このとき床下は145Lの容量を確保する(ガソリン2WD)
(右)デッキボード下の状態で369L(荷室)このとき床下は80Lの容量を確保する(ガソリン2WD)

ライズは、荷室が大きく、デッキボード下の状態で、全車において荷質容量369Lを確保。

ライズ荷室:2022年3月調査荷質容量
デッキボード上段下段:容量(L)
荷質容量
全車(ハイブリッド&ガソリン)
上段:303L
下段:369L
ガソリン2WD

さらに、ライズは、デッキボード下の床下に大きなスペースを持つ。ただ、パワートレインにより違いがあり、ガソリン2WDとハイブリッドでは大きな違いが下記の通りある。

ライズ(パワートレイン):2022年3月調査デッキボード床下容量
デッキボード上段下段:容量(L)
ガソリン2WD上段:145L
下段:80L
ガソリン4WD上段:104L
下段:38L
ハイブリッド2WD上段:81L
下段:17L

上記記載のデッキボード床下を荷室として合計すると(369L+床下収納)、ガソリン車で最大449L、ハイブリッド車で最大386Lを確保することになる。

ハイブリッド車は、ガソリン車より63L合計容量(369L+床下収納)が小さいことになるから、荷物をたくさん乗せるなら「ガソリン」なおかつ、「ガソリン2WD」という選択が最適になる。このような点も知らずに購入してしまうと後悔する点になるから、お役に立てたなら幸いだ。さらに、詳しく解説している別記事もある。

ライズ注意点⑤ハイブリッド含めて改良後も航続可能距離はやや短い

ライズ(パワートレイン)燃料タンク燃費
ガソリン車36L1.2L:20.7km/L
1.L:ターボ:17.4km/L
ハイブリッド車33L28.0km/L

ライズは、四角い形のSUVながらも、燃費性能が優秀である。しかし、燃料タンクが小さく航続可能距離が短く、給油回数が多くなりがちという不満の声が多く聞かれる。

可能航続距離は、ガソリン2WDだとWLTC概算で約745km、ハイブリッド2WDだとWLTC概算で約924kmとなる。大型SUVになると可能航続距離は、ガソリン車で700km代後半、ハイブリッド車で1100km代まで到達する車もある。

ライズは、確かにこのように比べると、航続可能距離が短いことが確認できるから、ダウンサイジングなどで乗り換えを検討しているなら注意が必要だ。

ライズ注意点⑥ハイブリッドにしかない装備がある

ライズ Z
ライズZ

ライズは、価格が高いハイブリッドを優遇する傾向が見られる。下記の内容は、ハイブリッドだけに装備されるものだ。

ハイブリッドで優遇される内容

  • 遮音材の追加
    ボンネットフード、アンダーカバー、フロアなど六箇所に遮音材を配置し、静粛性を向上。
  • ヘッドランプ点灯延長機能

    ライズハイブリッドZ

    イグニッションOFF後にパッシング操作を実施。降車することで、一定時間ヘッドランプを点灯させ、夜間の降車乗車をサポートする。
  • アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)のオプション設定

特に、近年災害が多いせいかアクセサリーコンセントをオプションで装着される方が多い。上記の装備を必要とする場合ハイブリッドを買うしかないから、ご注意いただきたい。

ライズ注意点⑦ガソリンにしかない装備がある

ライズ ガソリン

しかし、ガソリン車にしか装備されないものもある。

ガソリンにしかない装備

  • ドライブモード操作
    PWR(パワーモード)などを用意する。ハイブリッドではECOモードのみ。
  • Sレンジ走行
    シフトレバーをDレンジから右に倒すことで、Sレンジに入り、CVTながらギアがあるようなアクティブな走行が可能。
  • マニュアルモード(7速)
    CVTでありながらAT車においてのギア変速操作を擬似的に実現する。
  • ブリッピング制御
    マニュアルモードでシフトダウンしたときにエンジンの回転数を上げて滑らかな変速を擬似的に実現する機能。

    ライズの走行性能は、動画で紹介中!!
YUSA
それでは、次のページで⑧からの注意点を確認しましょう!

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