今回は、1月13日に発売されたトヨタ新型ノア・ヴォクシー(2022年フルモデルチェンジ版)の購入をサポートする内容。
内装外装、装備、グレードなどを分析したところ、買う前に見て欲しい13点の注意点が見つかった。独自情報を細かすぎる視点で、紹介する。
私は、消費者有利な自動車市場を目指すYUSAです。
新型ノア・ヴォクシーの価格をさらりと確認!

新型ノア ガソリン | 2WD | 4WD |
X(7人乗り/8人乗り) | 2,670,000円 | 2,868,000円 |
G(7人乗り/8人乗り) | 2,970,000円 | 3,168,000円 |
S-G(7人乗り/8人乗り) | 3,040,000円 | 3,238,000円 |
Z(7人乗り) | 3,240,000円 | 3,438,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,320,000円 | 3,518,000円 |
新型ノア ハイブリッド(HEV) | 2WD(7人乗り/8人乗り) | 4WD(E-Four)(7人乗り) |
X | 3,050,000円 | 3,270,000円 |
G | 3,320,000円 | 3,540,000円 |
S-G | 3,390,000円 | 3,610,000円 |
Z(7人乗り) | 3,590,000円 | 3,810,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,670,000円 | 3,890,000円 |
新型ヴォクシー ガソリン | 2WD | 4WD |
S-G(7人乗り/8人乗り) | 3,090,000円 | 3,288,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,390,000円 | 3,588,000円 |
新型ヴォクシー ハイブリッド(HEV) | 2WD(7人乗り/8人乗り) | 4WD(E-Four)(7人乗り) |
S-G | 3,440,000円 | 3,660,000円 |
S-Z(7人乗り) | 3,740,000円 | 3,960,000円 |
新型ノア・ヴォクシー関連情報!!
【本題】トヨタ ノア・ヴォクシー買う前の注意13点!後悔しないように覚えておこう!

ノア・ヴォクシーの注意点
- 17インチアルミホイールはS-Zの2WDだけ
- 快適利便パッケージはややこしい
- 両側スライドドアは上位グレードだけ
- ウインカー(ターンランプ)がハロゲン
- テールのデザインが異なる
- 災害時に使えるアクセサリーコンセントはハイブリッドのみ
- ハイブリッドの窓は高遮音性ガラスとなる
- Gはスピーカーが4つだけで物足りない
- CD・DVDを装着するとオープントレインの形が変わり収納が狭くなる
- フロントLEDフォグランプはノアだけ
- センターコンソールがグレードにより大きく異なる!
- シフトレバーが3種類ある!
- 値引きが非常に辛い!
ノア・ヴォクシー注意点!①17インチアルミホイールはS-Zの2WDだけ

新型ノア・ヴォクシーは、エアロボディの最上位グレードS-Z(2WD)のみに、17インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)を標準装備する。流れるようなスポークデザインでとてもカッコいいホイールだ。

しかし、この17インチアルミホイールは、他のグレード、駆動方式(4WD)においては、装備することができない。

S-Z 4WDは、中間グレードS-Gと同じ16インチアルミホイールで、ノーマルボディは全車16インチサイズとなる。

個人的に、背の高いミニバンで16インチサイズは、見た目が物足りないと感じるため紹介した次第だ。
ノア・ヴォクシー注意点!②快適利便パッケージはややこしい

新型ノア・ヴォクシーの上位グレード(S-Z、Z)は、快適利便パッケージ(High)を選択できる。
快適利便パッケージ(High) HEV 2WD 148,500円 HEV 4WD 126,500円 など |
--装備内容-- ●ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付) ●パワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・パワーバックドアスイッチ〈車両サイド〉付) ●「ナノイー X」 ●ステアリングヒーター ●キャプテンシート(シートヒーター・オットマン[2WD車のみ]・角度調整付アームレスト[2WD車のみ]) |
しかし、2WDで装備できるオットマン、角度調整付きアームレストは、4WDでは設定されない。この分4WDは価格が安くなるが、二列目キャプテンシートの快適性は落ちる。後席の快適性を重視する方は、要注意だ。
また、中間グレード(G、S-G)で選択できる、快適利便パッケージ(MId)にも注意が必要だ。
快適利便パッケージ(MId) HEV 172,700円 GS 178,200円 など |
--装備内容-- ■ハンズフリーデュアルパワースライドドア ■ナノイーX ■左右独立温度オートエアコン+リヤオートエアコン ■快適温熱シート(運転席・助手席) ■独立型センターコンソールボックス(後部充電用USBType-C2個付き:ガソリンGSのみ) |
まず、S-Z、Zに設定の快適利便パッケージ(High)から内容が大きく変わる点に注意。
また、快適利便パッケージ(MId)の内容は、GS車の方が多い。独立型センターコンソールボックス(後部充電用USBType-C2個付き)は、HEVでは標準装備になっているのが理由だ。
快適利便パッケージは、購入すると満足度が大きく上がるオプションで購入がおすすめだ。セットオプションになっていて、内容が細かくことなるため、紹介した。
ノア・ヴォクシー注意点!③両側スライドドアは上位グレードだけ

ワンタッチスイッチ付きパワースライドドアは、ドアノブの操作をすると、スライドドアを自動で開閉できる便利な機能。両側に欲しい人が多いだろう。しかし、両側は、上位グレード(Z、S-Z)のみで、中間グレード(G,S-G)では助手席側のみ標準装備となる。
ただし、オプションで購入すれば解決できる。中間グレードは、ワンタッチスイッチ付きパワースライドドア(両側)を62,700円で設定する。買い物シーンを想定すると、運転席側にパワースライドドアが無いのはやはり不便だ。選択忘れのないよう、ご注意いただきたい。
ノア・ヴォクシー注意点!④ウインカー(ターンランプ)がハロゲンになってしまう

新型ノア・ヴォクシーは、LEDヘッドランプ(オートレベリング)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト)+AHS(62,700円)を選択すると、機能性、デザイン性がよくなる。上位グレード(S-Z、Z)のみ選択可能なオプションだ。

対して、、標準装備のヘッドランプだと、デザイン性、機能性が低下する。特に、新型ノアはハロゲンウインカーになってしまい、やや古臭くデザイン性が低下する。

新型ヴォクシーは全車LEDウインカーのままとなるが、こちらも少しデザイン性が低下するのは事実だ。三眼LEDヘッドランプがなくなってしまうのが、主な要員だろう。

また、新型ヴォクシーのテールランプは、全車でウインカー(ターンランプ)がハロゲンタイプになる。点灯している様子は、正直古臭いのだ。確認してから購入するのがよいだろう。
一方、新型ノアのテールランプは、全車で全てのライト類をLEDランプとする。点灯する様子は、当然ノアの方が先進的な印象となる。
見た目において、ライトは重要な要素だ。後悔しないように、理解して購入してほしい。
ノア・ヴォクシー注意点!⑤テールのデザインが異なる

ヴォクシーは、全車で同じテールランプを採用するが、ノアはグレード間で差別化を確認した。
前述の通り、ノアは全車でテールランプをフルLEDとする。しかし、上位グレード(S-Z、Z)において中央バックドア部分も点灯するが、中間グレード以下のグレードにおいてはバックドア部分が点灯せず、差別化される。

少々の違いとなるが、ワイド感や迫力を重視するなら、やはり上位グレード(S-Z、Z)のテールランプが欲しいところだ。こういったところも購入した後に知ると後悔するかもしれない。事前にお伝えできたのであれば、幸いだ。
ノア・ヴォクシー注意点!⑥災害時に使えるアクセサリーコンセントはハイブリッドのみ

新型ノア・ヴォクシーは、ハイブリッド上位グレード(S-Z、Z)のみに、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)を2個標準装備とし、車両で電気製品を使用することが可能だ。この他のグレードは、ハイブリッドのみオプション設定される。

近年日本では、災害に備えるために装着率が増加している。ガソリン車では、非設定で装備できないため、注意して欲しい。
